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御子を抱く 石持浅海

間が空きますが、気が向くと借りて読んでいます。
意外と作品数が多いんですよね~、の

御子を抱く 石持浅海

読了です。

埼玉県越谷市某町―絵に描いた様に平和な
新興住宅地であるこの町の住民の多くは、
ある人物を師と仰ぐ集団の「門下生たち」によって
占められていた。

彼らは師亡き後も、その清廉な教えに恥じぬよう
行動し、なんとか結束を保っていた。
目覚めぬ遺児「御子」をめぐり牽制し合いながら…。

しかし、かつて御子の生命を救った異端の研究者の
死で、門下生たちの均衡は破れた。
「私たちこそが、御子をいただくのにふさわしい」
三つに分裂した各派閥により始まった熾烈な後継者争い。
立て続けに起こる、凄惨な第二の死、第三の死。
驚愕の真犯人が、人の命と引き換えてまで守ろうとしたものとは!?

************************************************

「まさか」なネタで1冊仕上げる能力はすごいっす。
先日の「セリヌンティウスの舟」でも思ったけど、
あ~だこ~だ、○○が◇◇で、☓☓に△△、でも・・・
てな細かい言い回しで頁をかせいでいる気も・・・(;^^)。

人が死ぬ、ってそうそう身近ではないですよね。
加齢から来る病気などならともかく、また人づてに聞くような
事ならまだしも、身近な人が急死・事故死・病死、ってのは
あまりない経験かと思われます。

作中の「ある人物」は病死なんですよね。
で、彼の親友「異端の研究者」は事故死、それも
法要の会をもうけ、終わって店から出た直後。
こういう展開を書いちゃうところがすごいです。

ある人物の生前(それも就活の頃からの)エピソードと
在社中のエピソード、死後のドタバタ、と話が
二転三転する為、ちょっと慣れない部分もありますが、
これがクセになる人にはお勧めです。

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Comments

面白いと思います。冒頭で死んでしまうので、生前のエピソードはやはり必要だと思います。しかし教祖ではないのに、近くに住みたいと人が集まるというのはすごいですね。まだ途中までしか読んでいませんが(^-^;

Posted by: セイレーン | July 27, 2015 at 10:58 PM

「まさか」なネタなんですか。(・∀・)

Posted by: セイレーン | July 16, 2015 at 07:49 AM

人の死はなかなか身近ではおきないですね。
最近は特に長寿の方が多いから余計にそう思えます。

Posted by: nanamama | July 15, 2015 at 12:37 AM

人が死ぬのはたしかに身近では
そうそう おきないですね。

Posted by: オサムシ | July 14, 2015 at 12:26 AM

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