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カルテット1~4 大沢在昌

一時、「新宿鮫シリーズ」や「アルバイト探偵シリーズ」
等を読んでいた大沢在昌氏。
他の作家さんへ浮気しちゃって久しぶりでしたが、
まさか、こんな「ラノベ」風な本を出してるとは・・。

「カルテット 1~4」 大沢在昌

読了です。

子供の頃、家族を何者かに惨殺され、
怒りに衝き動かされるタケル。
中国残留孤児三世に生まれたことで日本人を
憎むホウ。
出自から目的まで、すべてが謎に包まれたカスミ。
そして3人を特殊捜査チームに仕立てようと目論む、
警視庁の異端者クチナワ。

ここに「カルテット」の伝説が幕を開ける。
それぞれの想いを秘めた3人と異端の刑事が
犯罪に立ち向かう・・・。

*************************************

表紙絵はラノベ(ライトノベル)風ですが、中身は
結構ハードでした(;^^) やはり大沢氏・・・。

惨殺された両親と妹の死体を見てしまったタケルに
友人が10代で某氏の愛人となり、飽きたからって
薬漬けにされて、タイだかに売られちゃったカスミ。
残留孤児だけに生きる厳しさは容易に想像できちゃう
ホウ、と皆若いのにハードな生き方、です。

そんな彼等を使って、裏社会壊滅を目指すクチナワ・・・。
 ※あ、クチナワって打って変換すると「蛇」って出るの。

1巻では、売られた友人の復讐の為、カスミが仕掛け、
それにタケルとホウが参加してチーム結成。

2巻で川崎に子供が消える町があり、潜入。
外国人ばかり住む町で宗教団体が絡んでいた事が判明

3巻では、ちこっと色恋があり、カスミの過去も明らかに。
山奥にある麻薬中毒者更生施設が襲われ、全員惨殺。
使われた凶器はタケルの家族に使われたものと同じ。

4巻では、解放区と呼ばれるゲリラ的な屋外イベントに
便乗しはっきりしない事件が複数、そしてカスミが・・・

図書館にね、4冊並んであったの。で「おっ、良いねぇ」と
一気に借りて読み始めたら、「新宿鮫」に比べれば
軽く、すいすい読めちゃったの。
で、読み終わって「4巻で終わらない」って事に愕然・・・

4巻目が2011年2月に出てるのね。
1巻が2010年12月だから、1年経たずに4冊出てたの。
で、この状態で4年も放置、って・・・ちょっとやだぁ。

読書メーターでも「無体な・・・」とのコメント多々。
http://bookmeter.com/b/4048741594
いやぁやられましたです、はい。

ちなみにこちら、M図書館に並んでいて借りて、
返却は近所のH図書室。
返し終わった後、カウンターにいたスタッフさんらが
「この人、こんな本書いているのね、知らなかったわ」
「あら、ホント。へぇ~」と驚いておりました。
うん、私も驚いたもん(;^^)。

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Comments

最近は広域貸出とか出来て本当に便利になりましたね。

nanagonの学校のおすすめ本の紹介です。

「はなとゆめ」著 冲方丁
「アルジャーノンに花束を」著 ダニエル・キイス
「終末のフール」著 伊坂幸太郎

Posted by: nanamama | July 06, 2015 at 10:43 PM

ハードそうですね。

Posted by: オサムシ | July 06, 2015 at 06:49 AM

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