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22 posts from July 2015

ランパス 201507 パンコントマテ

5月15日に第2弾が発売された「ランパス」
(ランチパスポートNo.2)

前回入っていなかったお店に行ってきました。
パンコントマテ です。

イタリア料理店
住所: 〒260-0015 千葉市中央区富士見2丁目14−8
電話:043-225-8418
千葉都市モノレール1号線葭川公園駅 徒歩4分
11:30~23:00 (L.O.22:30)

Img_0815

ビルの2Fにあるお店です。
こちらは「2.5ミリの極太スパゲッティ」が特徴で、
スペイン、特にカタルーニャ地方の名物、
パンににんにくと完熟トマトをこすりつけ、
オリーブオイルと塩をふりかけた
「パンコントマテ(pan con tomate)」が店名になってます。

ランパスのメニューは「日替わりパスタセット」、
パスタ・サイドメニュー・ドリンク付540円で食べられます。 
土曜日のこの日は「明太子マヨスパゲッティ」でした。

Img_0813

分かります?麺が太いのが・・・(;^^)

パスタ1品注文で下から2つ無料でつけられます。
サイドメニューとドリンク、ですね。

・サラダ ・パン ・ガーリックトースト ・日替わり前菜
・日替わりデザート ・パスタ大盛 ・コーヒー(ホットorアイス)
・紅茶(ホットorアイス) ・ウーロン茶
・ジュース(オレンジorりんごorグレープフルーツ)
・グラスワイン(赤or白) ・生ビール小

サラダとアイスコーヒーにしました。
Img_0812

ビールでも良いし、デザートも良いなぁ。
お腹が空いていれば大盛り・パン などでも良いし
色々その時の気分で選べるのは嬉しいですね。

結構昔に一度来たことがあるんですよね。
その時は男性が多かった気がしたけど、今回は
ほとんど女性。1人の方も結構いましたね。

でも残念ながら日替わりスパゲッティはメニューが
決まっており、土曜日はいつも「明太子マヨ」・・・。
マヨネーズはそれほど得意じゃないのでね。

でも期間中、もう一回行ってもいいかも。

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居酒屋ぼったくり1~3 秋川滝美

ぼったくられてみませんか??

居酒屋ぼったくり1~3 秋川滝美

読了です。

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
名に似合わずお得なその店には、旨い酒と
美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある・・・。
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説

****************************

東京下町、小さな商店街の中にある居酒屋。
両親が居抜きで始めた店は、彼等の事故死を経て
娘2人が営むようになりました。

元々は違う名前だったそうですよ。
事あるごとに父親が「誰でも買えるような酒や、
どこの家庭でも出てくるような料理で金を取る
うちの店はそれだけでぼったくりだ」とつぶやいており、
常連客が「じゃぁ店名からぼったくりにしちまえ」と
お金を出し合って新しい暖簾を送った・・・
ことから店名が「ぼったくり」となりました。

家庭でも作れそう、でも店と同じ味にならない・・・
そんな料理と各地で作られたお酒、毎回色々な
エピソードで一遍のお話になっています。

ごくごく日常の悩み(ホームシックにかかった若者や
急に仕事がイヤになりさぼってしまった弟子、
夏休みで機嫌の悪いお母さん、拾ってきた猫、など。

何がすごい訳ではないんですよ。
話がすっごく良いとか文章が良いとか、
出てくる料理がすっごくおいしそう、とかはない(;^^)。

本の中の料理は一遍3~5品紹介されています。
中で気になったのは「おつまみ素麺」!

素麺をゆでた後、大雑把にざくざく切ってピザ用チーズと
大量の刻み海苔、最後にオリーブオイルを回し入れ
塩コショウで味付け。
熱したフライパンに流しぐいぐ押し付けるように焼く。
両面をしっかり焼いてチーズごと焦がし円盤形になったら
包丁で格子状に包丁を入れる・・・。
小皿に入れたポン酢に軽くひたして食べる、と(^o^)。

他にも「プチトマトを凍らせて食べる」とか、
「小鯵のあつあつ南蛮漬け」、「カマンベール生ハム巻き」
「苦くないゴーヤチャンプル」、「ポテトパンケーキ」、
「はんぺんのつけ焼き」、「とろろステーキ」、「伊勢うどん」
など、確かに「ぼったくり」と言われてもしょうがない?かも。
でも家で作るとその通りにできないんですよね。

最初「この言い回し、引っかかるなぁ」と一読目は
ちょっとイライラしたくらい。自分で口の中でつぶやいて、
「うん、こっちの文章の方がすっきりするでしょ」なんて
思ってみたり・・・(;^^)でも、これが後を引きました(^o^)。
初読して、すぐ読み直して、以後、気づくと手にとって
拾い読みみたいな事をしてしまいました。

不思議ですよね、本って。
好みもあるんでしょうが、売れていて賞も取ってる
作家さんの本でも面白くなくつまんないし、
ネットで書いていた文章を書籍化した、なんて本でも
面白ければ楽しい記憶となる・・・

興味をもった方、読んでみて下さいな。

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風のベーコンサンド 高原のカフェ日和 柴田よしき

フライパンでじっくりと、
心持ち弱火でベーコンを焼き、
しみ出した油で赤身の部分を揚げるように
火を通すと残った脂肪の部分もさくっとした
歯ざわりになる。

ほどよく焼けたパンの上に直接ベーコンを敷き、
芥子をほんの少し、さっとベーコンに広げ、
もう1枚パンをのせ、ベーコンサンドの完成。

「風のベーコンサンド」 柴田よしき

読了です。

百合が原高原に一軒家カフェ
「Son de vent(ソン・デュ・ヴァン)」を開業した奈穂。

かつてペンションブームに沸いたこの高原も、
今はやや寂びれ気味。
そんな場所へなぜ菜穂はやってきたのか??

******************************
ここ最近の猛暑。皆さん大丈夫ですか??
食欲なくなってないです?気持ち悪くなったりしない?
体調に留意して、頑張ってしのぎましょうね。

私はいつもなら「冷房が・・・」と(;´ρ`) グッタリ気味ですが、
今年は運動してるから((; ̄ー ̄)...ン? か元気です。
冷房が苦手なのは相変わらずなんですが、
毎朝2km弱歩いて通うと、冷房の冷気もありがたい。
すぐにスリーブ腕にはめて長袖もどき、になるけど。

食欲もなくならないし(若干水気好き、かな)、
とりあえず無理はしないようにはしています。

さてこの本はその昔「和菓子のアンソロジー」に
収録された一編が入っています。
その時にも気になってたんだけど、一冊の本になった、と
言うことで借りたものです。

旦那さんのモラハラ、とか勢いがなくなる高原での
生活、厳しい冬をどう過ごすか・・
高原での日常を書いています。

一番良いのはやっぱ食べ物がおいしそうな事!
グルメ本、って訳ではなく、菜穂さんが精魂込めて
作ったランチ、食べてみたいです。

「風音」でベーコンサンド
「夕立」でポークソテー、
「豊饒」で栗ご飯、
「夢鬼」で高原オムレツ丼とサラダのセット
「融雪」は泡雪羹(あわゆきかん) ※和菓子のアンソロジー
「花歌」でホテルのプリフィクスディナー

まぁ若干ご都合的な部分はあるけれど、
楽しめました。
最近ベーコンは時間をかけて↑のように焼いてます♪

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新旧比較してみた。

昨日の記事の続きです。
>私も第6世代のipod touch買いました。
おっ、オサムシさんも、だったんですね。

>さくさくですね。
新旧比較、と言っても4thと6thだからね~。
間の5thが出る直前に手に入れた4thだから・・
多分どんなものでも「おおっ!」と叫んでるかも。

それより、4thから6thへデータ移行するのに
かなり手間取ってます・・・。
ミュージック(使用目的の大部分)が、うまく反映せず。
結局pod上の全音楽データを消して再同期したら
ようやく全アルバムが表示されるようになりました。

今度はpod cast。どうもうまく同期しない・・・
Evernoteも同じく。無料ユーザーだから??(;^^)。
PCでは15あるノートがi-pod touchくんでは2個しかない・・

画面サイズ比とかOSやスペックの話はちょこっと
昨日しましたけど、アプリの標準装備もかなり。
EXCEL、WORD、Power Point と言ったMSの
プログラムと互換性のあるアプリが入っていたり。
Keynote Numbers Pages、ってのがそうよね?

でも「お天気アプリ」はイマイチだったなぁ(;^^)。
今現在、歩くことが増えたせいで、天気に敏感な私。
ピンポイントで市や町まで限定して天気が分かるのが
嬉しかったのにそれじゃなかった~。
で、急遽アプリを追加。

一方、懐中電灯とかは全部不要になったなぁ。
フラッシュと同じにライトがつくようになったから。
カメラも画質綺麗になってるし。

新しいものをいじっていると一気に時間が進みます。
もう寝ないと~なのにな(;^^)。

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待ってましたっ!おNEW!

2015/07/16 -
アップルは、第6世代の「iPod touch」を発表。
約3年ぶりの新モデルで、プロセッサーやカメラが
強化された。

このNEWS見ました?皆様。
そう、見ちゃったらどうしても&どうしても
欲しくなっちゃいました!

待って待って・・・(注文時は1~3日営業日で
お届け、って書いてあったのに)

Ipod_touch

ようやく到着!おぉ、サイズが違う~!!
左が古い方。右が新しい方。
Dscn53031

今って世の中スマホ&i-phone流行りでしょ?
でもi-phoneにする→スマホにする→通信費が高くなる
訳ですよね。

そもそもガラケー(しかもほぼ基本最低料金)の私
としては、それは御免被る!
なにせ「できるだけギリギリまで今の携帯使って、
2017年製造終了時の新機種に切り替えてできるだけ
頑張って使いたい!」と思ってる私ですから~。

新i-pod touchは5thと同じサイズ。
スペックだけがi-phone6thと同じOSやプロセッサ。
画面サイズ比が違うので、旧i-pod touchから
壁紙はちょっとずれてるけどね(;^^)。
良いですね~、高スペックで安いって(^o^)。

5thと同じ、と言うのでカバーとかかなり安く手に入った♪。
Dscn5295

最近は手帳のようなカバーが流行りのようですが、
音楽聞くのがメインだから、ポケットに突っ込める
スリムのが良いな、とこれになりました。

おかげで当分、これにかかりっきりになりそうです。

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探偵の探偵1~3 松岡圭祐

TVドラマになっちゃう、と言うことを知ったのは
この本を読んでからでした・・・
そっか、北川ちゃんか・・・イメージ違うな。

「探偵の探偵」1~3  松岡圭祐

読了です。

調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校
スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。

探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、
という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? 

スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、
彼女の驚くべき過去をつきとめる。
須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。
紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う
“対探偵課探偵”となった。

*****************************

実はこの記事、1週前の木曜日にUPしたはずだったのよね。
う~ん、「下書き」のまま放置しちゃったみたい(;^^)。

今、毎週木曜日、フジTV系列でドラマ放映中なんで、
それにあわせたつもりだったのに・・・(;^^)。

松岡さんの本って、ウンチクたっぷり、なんですよね。
この本読んでから、「卵をかき混ぜる時」はフォーク
の背でやるようになりました。
お箸よりずっと混ぜやすいの~。

お話はあまり書きません。
ドラマ見ている方もいるだろうけど、結構原作通りで
3回分、放映が終わってます。
かなり原作はハードでして、暴力シーンなんかは
これまでの「万能鑑定士Q]よりも「特等添乗員α」よりも
「千里眼」シリーズにやや近い感じ、かな?

この展開でどこまでドラマやるんだろ?って感じでして、
フジTVさんのことだから、「4巻分は映画で!」とか
張り切っちゃったりするのかな?(;^^)。

そう、原作の4巻目がつい先日出ているんですよね。
まだ図書館に入荷してないので、借りられないですが
(ってか、買えよ・・・って;^^)

最近のドラマは「見逃し配信」があるせいか、今からでも
追いつける、ってのが良いですね。
と言いつつ、「見逃したらその時はその時かな」的な
ドラマが増えた為、この夏はあまりドラマに追われず
過ごせそうです。

と言いつつ、録画で溜まってるドラマがまだ
いっぱいあるんですけどね・・・(;^^)。

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んで、スカイツリーの上って・・・

さて、スカイツリーネタ、続きです(^o^)。
昨日も書いたように、途中の「天望デッキ」までと
一番上の「天望回廊」ですが、エレベーターも
趣向を凝らしてます。

4Fから「天望デッキ」までは4基のエレベーターが稼働し、
それぞれの躯体内が「春夏秋冬」で表現されてます。

行きに乗ったのは「夏」江戸切子で花火を表現してるそうな。Img_0779

すいません、i-pod touchくんではこれが限界です。

ちなみに最上階の「天望回廊」は「正面と天井が
シースルー」のエレベーターでご案内ですっ
(こちらは写真撮り忘れ)。
ってか、写真撮る間もなく着いちゃった。

眺めが良ければ筑波山まで見られるらしい。
でも「日光」とか書かれても・・・東武らしいっすね。
Img_0783

「天望回廊」はその名も通り「回廊」になっており、
「フロア445」という場所に着き、「フロア450」まで
周り廊下のようになっており、通路を歩いて行くと
最上階に到着する感じです。

Img_0789

最高到達地点はこんな柱だけ、です。
643mもあるのに、上200m弱の間は何があるの?って。

夏より冬、ですね~、ここは。
空気がきれいな分、絶対冬の方が眺めは良いと思う。
この日も前日に大雨が降って、空気が綺麗ではあったけど
いかんせん、暑すぎた・・・

あ、シースルー、って他に写真あった!
Img_0790

こちらは「天望デッキ(低い方:フロア340/345/350)」
 ※こちらは3層分が天望エリアとなってます。
の「340」にある「ガラス床」です。
2m☓3mが耐熱強化ガラスになっており、上に乗って
下を見ることができます。

分かるかな?右側にある靴は私。右足前にある
青と白の四角形ははるか下にある、四阿(あずま屋)です。

帰りは4Fから乗ったのと同じエレベーターで降ります。
「春夏秋冬」の4基、ですが、行きと同じ「夏」に割り当てられ
た為、スタッフの方に聞いたら「じゃぁこちら、春でいいですか?」
と違うエレベーターに変えて頂けました!
Img_0796

この日、「冬」は設備点検中で利用できなかったので、
「春夏秋」にどれか、なんですが「春夏」両方見られました。
せっかく行ったから、と友人らへのお土産はこちら!
Dscn5284

「東京ばな菜」の「スカイツリー限定バージョン」ですっ!
「チョコバナナ味」、これがおいしかったです♪
パッケージのヒョウ柄(?;^^)は恥ずかしかったけど。

お値段高いし、土産もベタですが、
一度は行ってみたい、と思っていたので、良かったです。
皆さんも機会があったら・・・

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次はここ スカイツリー!

浅草寺から向かったのは、ご近所のこちら!
「スカイツリー」ですっ。
Img_0776

ご近所、だと思ったのよね。確かに気候が良ければ
30分くらいのお散歩で行けるし。
でもこの日、結構暑かったのよね・・・。
隅田川渡った時点で力尽きましたよ、はい。

ちょうど都バスが来たのでつい乗車。
「東京スカイツリー駅入口」で下車。
う~ん、バス停2つ分位?しか乗ってない(;^^)。

そこから再び歩いてようやく到着!
近づき過ぎると訳が分かんない・・・(;^^)

Img_0777

「ソラマチ」の4Fが総合受付になります。
平日昼間だけに混んでないでしょ、とたかをくくったのが、
行ってみたら「40分待ち」・・・
まぁ当日行っても入れなかった開設当初に比べれば、
ですけど結構待ちました、はい。

ちなみにスカイツリーの入場料は以下の通り

Sky

そう、「天望デッキ」と言う途中までで1回お金、
「天望回廊」と言う最上階までで又お金を払う、と
o><)oモォォォォ~ッ!! いい値段やないか!

4Fでは、途中にある「天望デッキ」までのチケットだけ
購入します。
Img_0778

「天望デッキ」に着いたら、そこにある「天望回廊チケット
売場」でお金を払い、専用エレベーターで上に上がる、と
なっております。

私?はい、行きましたよ~、一番上まで。
せっかく来たんだから、行ける処まで行っとかないと!
こういうトコ、友人も同じ気質なので(;^^)決断は楽でした。

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浅草行ってみた。

さて、明治時代の設定本を何冊か読んだところで、
「おっ、紹介してないネタがあった」と思いだしました。

先般、友人と浅草に遊びに行ってきました~。
まずはベタですが「浅草寺」。
「雷門」から入って仲見世を冷やかす先に出てくる
「宝蔵門」です。

Img_0771

提灯が「小舟町」となっているのが「宝蔵門」です。
左手を見ると「五重塔」。
何度火事で焼けても再建されているものです。
Img_0772

右手を見ると「スカイツリー」です。
Img_0773

友人は最近「御朱印」を集めているそうな(;^^)。

「御朱印」
参拝者が写経をお寺に納めた際にいただく印でした。
それがいつの頃からか納経しなくても参拝のあかしとして
頂けるようになりました。
これがやがて神社にも広がり、今では多くの寺社で
頂けるようになりました。

境内西側の影向堂に御朱印所があり、立ち寄りました。
ちなみに、こちら「浅草寺」は巡礼の札所でもあります。

坂東三十三観音札所第十三番
・・・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨木・栃木・群馬に渡る
  総行程1,300kmとなります。東京はここ浅草寺1箇所だけ。
  ちなみに千葉は7箇所もあるそうです(;^^)。
  
江戸三十三観音札所第一番
・・・都内33箇所。

歳を取ると、「寺巡り」とか好きになりますよね。
友人は出張などで出かけた先でめぐることもあるそうで。
私は「さっ、次行こ、次!」と急かして次へ・・・。

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四月一日亭(わたぬきてい)ものがたり 加藤元

記事をUPしたつもりでされてなかった・・・
で、変則的な投稿です。

************************************

かつては、冬の間に防寒として着物に詰めた綿を
旧暦4月1日に抜いていた。
ここから、「四月一日(四月朔日)」と書いて
「わたぬき」と読む。姓として使う人が富山県に多い

「四月一日亭ものがたり」  加藤元

読了です。

大正末期、銀座裏通りにひっそり佇む
西洋料理店があった。
美味しい料理とともに、 今日も客人たちの
悲喜こもごもが繰り広げられる・・・

*****************************
さて、明治シリーズ(勝手に名づけた;^^)です。
こちらも「天皇の料理番」が頭に残っていて、
でも関連本は予約が多くて当分無理。
たまたま見つけて読んでみました。

それだけに「料理本」ではなかったっす。
「四月一日亭」に集う人々の連作集です。

「あの日、ぼくは初めてあやめさんを食事に誘った。」
1年兵と銘酒街(酒を売ると言って他のものを売る)に
勤める女・・・(チキンカットレット)

「憧れの店だった。私はこの店で働きたかったのだ、
彼の傍で。」
洋食屋の娘といとこ、隣に住む幼馴染の少女の
悲しい関係・・・(アイスクリーム)

「ひとは誰かをいとしく大事に想うより、蔑んだり、
憎んだりした方が、はるかに楽だと」
洋食屋の娘との仲を宿縁と信じる不良(グレ)
(ホワイトライス)

「俺は自分が祝福されてこの世に生まれたわけじゃない
ことを知っている」
洋食屋で働く若者と育ての親の血ではないつながり。
(オムレット)

「天皇の料理番」を想像しちゃったので(;^^)、
料理にまつわる色々な思い出が語られるんだろうな
と思ってたんですが、う~ん強く結ばれているけど
文章からはそれが伺えない・・・。
ちょっと残念、かなぁ。

悲しい話が多いです。時代は「天皇の~」と重なるけど
負の面の部分が強いです、はい。
当時、生きていく事がとにかく大変な時代。
雨がしのげる家、口にできるご飯、学べる学校・・・。
今では考えられない事に一日の大半を費やす日々。

比べることもできないけど、当時を「視る」なら
こうやって時代設定の同じものを続けて読むと
立体的に物事が見えて面白いですね。

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東京異聞(とうけいいぶん) 小野不由美

こんなにも恐ろしく異形の者が、
夜の中には潜んでいたのか・・・。
帝都の夜闇に官能美漂わせる伝奇ミステリ。

東京異聞(とうけいいぶん) 小野不由美


読了です。

帝都・東亰、その誕生から二十九年。
夜が人のものであった時代は終わった。
人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。
夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。
さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する
街・東亰。

新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、
鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる……。

***************************************
明治元年(1868年)7月。
江戸から東京へと名を変えた。
この年の「東京行幸」を先触れに、翌年の「再行幸」で
天皇が東京に滞在し続ける=なしくずし的な奠都。

そう、実は天皇様って「東京には行幸(外出)してる」
だけなんです。知ってました??

先日英会話で、先生が「京都にも家があるんだろ?
どっちが本当の家なんだい?」と疑問を(;^^)。
調べて「東京行幸」を知りました。
  ※wikiでも1項目取られています。

形式は「行幸(外出してるだけ)、でも実質は「奠都
(新たに都を定める事)」、と言う複雑怪奇な事を
しちゃった明治政府。
う~ん、やっぱり色々あったんですね(;^^)。

この本はそんな時代、ガス灯が設置され、夜に人が
出歩くようになり、展望台(浅草12階=凌雲閣)と
建物の高さ制限を緩やかになり、いわゆる「タワー」が
建てられ、パノラマ館やミラーハウスと言った
遊戯で賑わっていた頃。

連続発生した殺人事件を取材するうちに、
国を揺るがす事件へとつながっていく・・・

古い言葉遣いと分かりづらい内容で、ちょっと
挫けかけたんですよね~。
残り頁を気にしながら「これ、誰だ?犯人??」と
悩みつつ読んだんですが結構面白かったです。

殺人事件の謎は、まさか、の「清濁併せ呑み!」で
ちょっとがっかりでしたけど(;^^)。
ただその顛末に東京の地に起きた事は
なんかワクワクしちゃいましたよ。

東京湾と江戸城と風水の関係とか、江戸の地形など
かねてより色々語られてますよね。
(江戸城が鬼門で、とか上野寛永寺が鬼門除け、とか)
利根川がどうとか・・・。

明治ネタ、で読むには面白かったです。
特に文庫本407頁からは止まりませんでした。
(と言っても残り30頁もないんですけどね。
要はそこまで我慢できるかどうか、です;^^)

・・・・
暗がりが暗がりのまま存在していた頃、
秋津島(古代本州)は人と魑魅魍魎の世界だった、
呪力によって魑魅魍魎は退けていたのに、
最大の呪者であった天皇が崩御、要石の崩壊に
明治政府の「古いものは切って捨てろ」の風潮で
再び共存を強いられる世界となっていった・・・。

鬼・夜叉・髑髏(どくろ)・天狗・水虎・牛鬼・大蜘蛛・
野槌。朱の盤・姥火(うがばび)・河童・・・
百鬼夜行とはこれを言う・・・

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キャプテン・サンダーボルト 阿部和重&伊坂幸太郎

製作4年!の超大作!の
キャプテン・サンダーボルト 阿部和重&伊坂幸太郎

読了です。

世界を救うために、二人は走る。
東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29。
公開中止になった幻の映画。
迫りくる冷酷非情な破壊者。

すべての謎に答えが出たとき、カウントダウンが
はじまった。二人でしか辿りつけなかった到達点。
前代未聞の完全合作。

******************************************

いわゆる「競作」なんだそうですが、舞台は東北、
(あ一部東京もあったけど)、登場人物の性格など
「伊坂テイスト」に思えました、よ?(;^^)

「お釜(おかま=蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の
3峰に抱かれた円型の火口湖。
釜状なので「御釜」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、
荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。)」

まさかの実話を元にされてます。
1945年3月、東京大空襲と同日、蔵王にB29が墜落した
って知ってました?私は全然知らなかったんですけどね。
慰霊碑もあるそうですよ(^o^)。
なぜ彼等は東京大空襲と同日に蔵王で、墜落したのか?
ミステリーですよね。

それがこの作品ではうまく収められています。
そこに至るまでの展開でちょっとイライラする事も
ありましたが、最後はおめでと~!って感じでした。

最近「天皇の料理番」のドラマとか、他に2,3の
明治時代前後の作品を読む機会に恵まれ、
当時がどんなものだったのか集中して知ることが
できたんですが、かなり興味深いですね。

学校の歴史・日本史の授業でも、明治時代前後まで
授業が進まなかったのよね・・・(;^^)。
大体徳川時代から第2次世界対戦までは駆け足で
進んじゃったし。
そのせいか、大人になったら、当時どんなだったか、
知る機会もそうそうなく・・・。

色々な意味で興味深い時代だったんですね~。

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御子を抱く 石持浅海

間が空きますが、気が向くと借りて読んでいます。
意外と作品数が多いんですよね~、の

御子を抱く 石持浅海

読了です。

埼玉県越谷市某町―絵に描いた様に平和な
新興住宅地であるこの町の住民の多くは、
ある人物を師と仰ぐ集団の「門下生たち」によって
占められていた。

彼らは師亡き後も、その清廉な教えに恥じぬよう
行動し、なんとか結束を保っていた。
目覚めぬ遺児「御子」をめぐり牽制し合いながら…。

しかし、かつて御子の生命を救った異端の研究者の
死で、門下生たちの均衡は破れた。
「私たちこそが、御子をいただくのにふさわしい」
三つに分裂した各派閥により始まった熾烈な後継者争い。
立て続けに起こる、凄惨な第二の死、第三の死。
驚愕の真犯人が、人の命と引き換えてまで守ろうとしたものとは!?

************************************************

「まさか」なネタで1冊仕上げる能力はすごいっす。
先日の「セリヌンティウスの舟」でも思ったけど、
あ~だこ~だ、○○が◇◇で、☓☓に△△、でも・・・
てな細かい言い回しで頁をかせいでいる気も・・・(;^^)。

人が死ぬ、ってそうそう身近ではないですよね。
加齢から来る病気などならともかく、また人づてに聞くような
事ならまだしも、身近な人が急死・事故死・病死、ってのは
あまりない経験かと思われます。

作中の「ある人物」は病死なんですよね。
で、彼の親友「異端の研究者」は事故死、それも
法要の会をもうけ、終わって店から出た直後。
こういう展開を書いちゃうところがすごいです。

ある人物の生前(それも就活の頃からの)エピソードと
在社中のエピソード、死後のドタバタ、と話が
二転三転する為、ちょっと慣れない部分もありますが、
これがクセになる人にはお勧めです。

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黒祠の島 小野不由美

「家の鍵を預かっておいてくれないか?」
「戻りは?」
「三日後。 三日後に戻ったらそれを取りに来る。
来なかった時は・・・それで部屋を始末してくれないか?」

黒祠の島 小野不由美

読了です。

作家葛木志保(かつらぎしほ)が失跡した。
パートナーの式部剛(しきぶたける)は、
過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り
「夜叉(やしゃ)島」に行き着いた。

その島は明治以来の国家神道から外れた
「黒祠の島」だった……。

*******************************************
英会話のレッスンで、先生と会話をしていて、
自分たちが日本のことを知らない事に驚愕します(;^^)。

例えば「神道と仏教の違いとその歴史的変遷」・・・
それに天皇がどう関わってくるのか、などなど。
そして電子辞書の「一括検索」で仏教や神道などについて
一通りの知識を仕入れるもそれを英語に変換する
技術がなくて・・・(;^^)。

今回この本を読んでみて「そんな黒歴史があったのか」
と驚くことも(いや全部真実って訳じゃないだろうけど)

題名の「黒祠」とは・・・

明治政府の祭政一致政策により、神社は国家の
宗祀として統合され、国家施設とされた。
祭祀も国家様式に統一された。
この統合にくみしないものは「迷信」として
弾圧されなければならなかった。
国家神道において、黒祠とは、統合されなかった神社、
いわば邪教とされている。

明治政府、ってかなり色々な事やってますね。
そういや日本語を統一させようとしたのもそこだっけ?
「散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」
ってフレーズだけ覚えてます(;^^)(;^^)(;^^)

さて、作者の「小野不由美」さん。
営繕かるかや怪異譚」を読んで「さらってみるか」と
初期の頃から読み始めています。

「かるかや」では思わなかったんですが、いやいや
「グロいっす~」・・・_| ̄|○。
ある事件が起こり、その殺害風景ってのがね~。
閉鎖的な島で何かが起きる、それは大抵外にもれず
それだけに残虐性が表に出にくい、ってのは
色々な作品で語られる事ですが、う~ん。

はっきり言って読みにくいし、進まない。
だけど、設定の妙についつい読んでしまいました。
これから少しずつ読んでいこうと思います。

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バカになったか、日本人 橋本治

あきれることに、これだけ大きな災害であるにも
かかわらず、「国の顔」がまったく見えなかった。

バカになったか、日本人 橋本治


読了です。

説明できない総理大臣、
進まない復興と原発再稼働、
増税先送りと強引な解散総選挙……

身のまわりの「なんかヘンだな」について、
なぜ私たちは、まともに議論をしなくなったのか?
縦横無尽な創作を続ける著者が示す、
ちょっと辛口な処方箋

***********************************

こちらは朝日新聞だったかな?
書評記事だかを見て「面白そう」と図書館予約。
ところがかなり待たされまして・・・
なんで読みたかったのか忘れちゃいました(;^^)。

今現在、日本の国会では「集団的自衛権」とか
「安全保障関連法案」で色々TVを賑わせています。
国会中継をまとめたものを夜のNewsで見ていると
「この人たち、本当に法案を通す(却下する)気が
あるのかな?」と思います。

ってか、議論になってないぢゃん!って(;^^)。

学者さんが「憲法違反」って言ってるのに、
「いや、大丈夫って言う学者もたくさんいる」
「何人いるんですか?名前をあげて下さい」
「色々差し障りがあるので名前公表は控えますが、
3人ほどは・・・」

え~っと・・・どうなんでしょ?(;^^)

政治家さん、って何なんでしょうね・・・。

こちらの本、あちこちで書いた記事を時系列に
並べてあるんですが、面白いような、う~ん、って
ような・・・。

それでも国会でやりとりしている政治家さんよりは
まともだよな、ってつい思っちゃいます。

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仕事に効く「断捨離」 やましたひでこ

ブームなった「断捨離」。流行語大賞にノミネート
されたのは2010年の事でした。
さて、それを仕事の場でするとしたら?

仕事に効く「断捨離」 やましたひでこ

読了です。

"自分軸"と"今"という2つの軸をしっかり持つことで、
不要・不適・不快と感じるモノやコト、ヒトとの関係まで
取り除き、"ご機嫌"にすることができるのです。

すると、机まわりや引き出しなどの仕事場が
片づくだけでなく、スケジュール管理や報告書などの
仕事の効率がアップし、職場や取引先との人間関係まで
よくなっていきます。

実践トレーニングなどを交えながら、仕事に関する
「困った?」を断捨離していく方法をまとめました。

*************************************

これ、意外と面白かったです。
考えてみれば会社(仕事場)の、ムダ、って
かなり多かった。

会議、電話、書類に文房具・・・。
この本の最初に「文房具の断捨離」があります。
コレ読んでから早速やってみた(^o^)。

会社の引き出しにある文房具からここ1週間で
使ったものだけを抽出。
それ以外の文房具は輪ゴムでまとめて、区別。
本当はバサッ、と処分したかったんですが、
経費節減の厳しい中、ちょっと決断できなかった。

書類はね、今私が所属してる部署はできて1年。
それほど多くはないんですよ。
時代的に「ペーパーレス」になってきているし。
ただ、他の部署は「今となってはいらないよね?」と
思うようなモノをたくさん抱え込んでる・・・。

本社移転の際もロッカーの割り当てがどう考えても
優遇されてるでしょ、って言いたくなります(-"-)。
確かに書類の整理なんかは通常業務の間をぬって
でもかなり時間を割かないとできない事。
やらないで放置してるから、データも肥大になってる、
って分かってるのかなぁ・・・(;^^)。

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ひかげ旅館へいらっしゃい 加藤元

一年あればいろいろなことが起こりますよ
一寸先のことなんて、誰にも分かりはしないんです。
昨日と同じ日が、今日も来るとは限らない・・・

ひかげ旅館へいらっしゃい 加藤元


読了です。

いつも手紙で相談にのってくれたのは、
母と別れた父だった。でも、もう父はいない。
母と別れて旅館を経営していた父が、
病気で亡くなったのだ。

夫と破局寸前のなるみには、もう頼る人は
いない。父のいた旅館へ行ってみよう。
意を決して向かった先には・・・。

**********************************
知らない作家さん、お初でした。
色々書いているみたいだし、女性らしいけど。

主人公なるみ、は旦那のモラハラと言うか、
人の発言の揚げ足を取るような言動、と言うか、
それに浮気、の最悪の状態に。

そんな中、知らせを受け、温泉街でやや有名な
田舎の町へ。
父の旅館は「温泉街なのに風呂は温泉じゃない」
「派手なネオンで連れ込み☓☓?」と思わせる
ちょっとずれている感じ。

だけど、居場所を失った人たちが大切な何かを
みつけてゆく、どこか優しく温かな場所だった・・・。

ホワンと温かいような、でも小骨が刺さったような
良く分かんない感覚でした。

モラハラと言えば、某芸能人夫婦がもめてますね。
なんでも「☓☓ハラスメント」とつければいいって
もんじゃないでしょ、って気もします。
それと「☓☓活」ってのもバカのひとつ覚えみたいに
使われてますよね。

2015年の夏、今は「涙活」と「ゆう活」だって。
「涙活」は分からなくはないけど、「ゆう活」はね~。
サマータイムとどこが違うんだ、って感じ。
早く仕事始めても結局遅くまで残っている会社じゃ
無理だろうなぁ、って思うんですけどね。

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ターミナルタウン 三崎亜記

不思議ワールド全開の作家三崎亜記さん。
かなり、分厚かったのですが、「浸りっぱなし~」
にo(@^◇^@)oワクワクして借りてきました。

「ターミナルタウン」三崎亜記

読了です。

「影」を失った男。闇を浴びて育つ「隧道」。
見えないけれど「ある」ことにされているタワー。
五百人以上を乗せて、姿を消した「下り451列車」。
町興しを手掛ける「接続会社」の思惑。
様々な問題を抱え込んだまま、静原町に
大きなうねりがやってくる。

**************************************

ターミナルタウン。複数の路線が乗り入れている
駅に使われる呼称ですね。
関東だと、東京・新宿・池袋・渋谷・上野等々・・・。

作品の「静原町」もそんな場所でした。
かつては、首都と旧都を繋ぐ〈広軌特別軌道〉の
ターミナル駅。
ところが一通過駅に降格してしまいます。
旧都への通勤層を見込んで開発された
新興住宅地や商店街は閑古鳥状態。

そんな町に関わる7人の男女の話、です。

ホント好きだわぁ(^o^)。
なんかやってくれるだろ、と思ってたら、
「ある」と思っていたものが「存在しない」って
あっさり逆転されるとは・・・。

その他にも延々80km延長された駅ホーム、とか
(つまり電車に乗らんでも歩いてこれる、らしい;^^)
隧道(トンネルのこと)は種から隧道士さんってのが
育てるとか(設置する場所にあわせた生育方法あり)
「はぁ、良く考えるなぁ」と感心しきり。

聞けば、作者の三崎さん「線路跡マニア」なんですって。
乗るんでもなく、撮るんでもなく、スジを追うわけでもなく
「廃線」と聞くと心震える、らしい(;^^)。
なんか納得、な作品です。

そういえばこの本読んで、過去の本で出たであろう
設定が再出しているらしい。「象さん滑り台」とか
「道守」とかね。幾つか知っているエピソードもあり
「くすっ」と笑えましたけど、これはやはり
最初から年代順に読んでいくべきですなぁ。

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カルテット1~4 大沢在昌

一時、「新宿鮫シリーズ」や「アルバイト探偵シリーズ」
等を読んでいた大沢在昌氏。
他の作家さんへ浮気しちゃって久しぶりでしたが、
まさか、こんな「ラノベ」風な本を出してるとは・・。

「カルテット 1~4」 大沢在昌

読了です。

子供の頃、家族を何者かに惨殺され、
怒りに衝き動かされるタケル。
中国残留孤児三世に生まれたことで日本人を
憎むホウ。
出自から目的まで、すべてが謎に包まれたカスミ。
そして3人を特殊捜査チームに仕立てようと目論む、
警視庁の異端者クチナワ。

ここに「カルテット」の伝説が幕を開ける。
それぞれの想いを秘めた3人と異端の刑事が
犯罪に立ち向かう・・・。

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表紙絵はラノベ(ライトノベル)風ですが、中身は
結構ハードでした(;^^) やはり大沢氏・・・。

惨殺された両親と妹の死体を見てしまったタケルに
友人が10代で某氏の愛人となり、飽きたからって
薬漬けにされて、タイだかに売られちゃったカスミ。
残留孤児だけに生きる厳しさは容易に想像できちゃう
ホウ、と皆若いのにハードな生き方、です。

そんな彼等を使って、裏社会壊滅を目指すクチナワ・・・。
 ※あ、クチナワって打って変換すると「蛇」って出るの。

1巻では、売られた友人の復讐の為、カスミが仕掛け、
それにタケルとホウが参加してチーム結成。

2巻で川崎に子供が消える町があり、潜入。
外国人ばかり住む町で宗教団体が絡んでいた事が判明

3巻では、ちこっと色恋があり、カスミの過去も明らかに。
山奥にある麻薬中毒者更生施設が襲われ、全員惨殺。
使われた凶器はタケルの家族に使われたものと同じ。

4巻では、解放区と呼ばれるゲリラ的な屋外イベントに
便乗しはっきりしない事件が複数、そしてカスミが・・・

図書館にね、4冊並んであったの。で「おっ、良いねぇ」と
一気に借りて読み始めたら、「新宿鮫」に比べれば
軽く、すいすい読めちゃったの。
で、読み終わって「4巻で終わらない」って事に愕然・・・

4巻目が2011年2月に出てるのね。
1巻が2010年12月だから、1年経たずに4冊出てたの。
で、この状態で4年も放置、って・・・ちょっとやだぁ。

読書メーターでも「無体な・・・」とのコメント多々。
http://bookmeter.com/b/4048741594
いやぁやられましたです、はい。

ちなみにこちら、M図書館に並んでいて借りて、
返却は近所のH図書室。
返し終わった後、カウンターにいたスタッフさんらが
「この人、こんな本書いているのね、知らなかったわ」
「あら、ホント。へぇ~」と驚いておりました。
うん、私も驚いたもん(;^^)。

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港町ヨコハマ異人館の秘密 山崎洋子

菅笠、背中には「宮源」の屋号が染め抜かれた
印半纏(しるしはんてん)に股引き、草鞋。
人力車に人を乗せて走るりん。

「港町ヨコハマ 異人館の秘密」 山崎洋子



読了です。

昼間は、名門ミッションスクールに通う
おしとやかな女学生。
夜は、俥夫(しゃふ)として、港町ヨコハマを
駆けめぐる少女おりんが、「悪魔からの手紙」に
おびえる級友を救うため、俥引きで鍛えた脚力と、
持ち前の好奇心を武器に、謎に挑む。

**************************************

ティーンズ向けのヤングアダルト、です。
題名と表紙絵に惹かれて借りてみました。
しっかし、青少年向けの本棚を覗く中年女・・・
不気味でしょうね(;^^)。

女子が学ぶこと、が推奨されなかった時代、
好奇心に向上心、学ぶ意欲は止められない・・
そんな彼女らが巻き込まれた事件とは?

う~ん、設定甘し、展開緩し、結果より甘し・・・
少女漫画にある設定を全ててんこもりにした、
って感じに、ここまで盛り上げてあげないと、
手に取らないのかな?ってちと疑問に。

若い人向けだからしょうがないだろうな、と思いつつ、
若い人でもよく本を読む人だったら許さないだろうな、と。
ごまかし、はきかないよね、うん。

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セリヌンティウスの舟 石持浅海

もう死んでもいい。
はっきりとした意志ではなかったけど、
それでも私はそう思ってしまった・・・

セリヌンティウスの舟  石持浅海


読了です。

荒れ狂う海で、六人のダイバーはお互いの身体を
つかんで、ひとつの輪になった。
石垣島へのダイビングツアー。
その大時化の海で遭難した六人は、信頼で結ばれた、
かけがえのない仲間になった―。

そんな僕らを突然襲った、米村美月の自殺。
彼女はダイビングの後の打ち上げの夜に、
青酸カリを飲んだ。
その死の意味をもう一度見つめ直すために、
再び集まった五人の仲間は、一枚の写真に
不審を覚える・・・

**********************************

年に数回、Newsで知る水の事故。
ダイビングの事故も良く報じられます。
海外での事故などもありますよね。

おそらく、「事故~救助」まででも1冊の本が
書ける、と思うんですが、映画などでも
大抵「めでたしめでたし」で終わる訳です。

これはそんな事故に遭遇したメンバーの
その後、を描いた作品。つまり「めでたしめでたし」
の後、彼らがどうなったのか??

これがね、6人いるだけに、ブラックなようで
明るいようで、不安定さに浮き沈みします。
誰の気持ちに感情移入するか、
これは読書時の自分の感情に左右されますな。

自殺か?他殺か?ありとあらゆる事項を考察し
1つずつ潰していく・・・一つ解決すると、1つの
謎ができ、疑問が起き上がる。
この「こねくりまわし感」が嫌いな人には苦痛かな。
私は十分楽しめました。

題名の「セリヌンティウス」は「走れメロス」に
登場する、メロスの友人。
メロスの為に無理やり人身御供にされちゃった人。

「走れメロス」ってちゃんと読んだっけかな?
「青空文庫」に入ってたはずだから、読んでみないと。

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Wonderful Story アンソロジー

犬 犬 犬 犬 ドッグ の5人の作家さんが
集合した「犬アンソロジー」

Wonderful(ワンだふる) Story 

読了です。

昔話でおなじみの犬もいれば、地名の由来に
なった犬もいる。はたまた、悪者が連れてきた
犬もいるし、人のために働く盲導犬や、
やたらと見つめてくる犬も…。

犬にちなんだペンネームに改名(!?)した
人気作家5人による前代未聞の犬をテーマにした
5つの「ワンソロジー」物語。

伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」
犬崎梢「海に吠える」
木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」
横関犬「パピーウォーカー」
貫井ドッグ郎「犬は見ている」

****************************

おなじみの作家さんですが、ん??
皆、「゛」(濁点)がついてる~(^o^)。

アンソロジーの「犬編」や「猫編」、
「ペット全般」などは読んでいて面白い。
結構あっさり記憶からは消えちゃうんですが、
読んだ時の楽しみや喜び、哀しに寂しさ・・・
感情は残っているんだろうな、と。

でもアンソロジーの割には、作家さんが
少ないな、とちと思いました(;^^)。
以前読んだ「近藤史恵」さんの「ペットの
アンソロジー」はもっと作家さんいたしな。

最初の3人までは名前を知ってる作家さん、
後半2人は恐れながら存じませんでした。
ハードカバーなので、持ち歩きにはむかないし
軽く読める、って感じでもないので、
それだけに、残念な気分かな。

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