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天鬼越 北森鴻・浅野里沙子

民俗学・・・学問領域のひとつ。
高度な文明を有する諸国家において、
自国民の日常生活文化の歴史を、民間伝承を
おもな資料として再構成しようとする学問で、
民族学や文化人類学の近接領域である。

天鬼越 蓮丈那智フィールドファイルⅤ
北森鴻・浅野里沙子 (2014.12月刊行)

読了です。

真贋など、どうでもいい。
何故偽書が作られたのか。重要なのはそれだけだ。

奇怪な祭祀「鬼哭念仏」に秘められた巧緻なトリック。
都市に隠された「記号」の狭間に浮上する意外な真相。
門外不出の超古代史文書に導かれた連続殺人・・・。

氷の美貌と怜悧な頭脳をもつ異端の民俗学者・
蓮丈那智が快刀乱麻を断つ。
****************************

単行本未収録の二編(鬼無里・奇遇論)に、
幻のプロットに基づく書下し(天鬼越)、
北森のパートナー浅野女史による新作(祀人形・
補堕落・偽蜃絵)を加えた民俗学ミステリーです。

ちなみに
 鬼無里(きなさ)
 奇偶論(きぐうろん)
 祀人形(まつりひんな)
 補堕落(ふだらく)
 天鬼越(あまぎごえ)
 偽蜃絵(にせしんえ) と読みます(^o^)。

2010年1月に急逝された北森氏。
気づいたらもう5年も経ってたんですね。

彼の作品も図書館通い初期の頃に読み始め、
哀しいかな、徐々に記憶が・・・となっています。
それでも「香菜里屋シリーズ」のおいしそうな料理
には未だによだれが出そうになりますし(;^^)、
「冬狐堂シリーズ」の彼女の目は?と思い出し、
「あ、もう分からないままなんだ」と途方にくれたり。

彼の作品の未読ものも残り少なくなってきています。
シリーズものは大抵読み終わっちゃってるかな?
2作しか出てないシリーズものはまだ残ってますが・・・。

地元の図書館は本が点在していて、借りるのも一苦労。
予約して近くの図書館へ届けてもらってますが、
まだるっこしいんですよね。
蔵書数の多い図書館のそばに住みたいな、って思います。

これだけ本を読んでいると、見事に忘れる作品と、
未だに記憶の断片が残っている作品に別れますね~。
何が困る、って「フト思い出す記憶の断片」に遊ばれ
「あぁ、やっぱりあの本買い集めようかな」と思う事。

蔵書が減る様子は一切なく、逆に徐々に増えているのに
やっぱりこういう惹かれる作品を手元に置きたい、と
思ってしまいます。
いかんいかん。断捨離したのが過去になりつつある(;^^)。

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Comments

図書館って便利(^-^)自分で書棚から探さなくても予約すればカウンターに用意してくれるってすごくありがたいです(^-^)

Posted by: セイレーン | May 25, 2015 at 10:21 PM

図書館の近くに住むっていいですね。
ちょっと本を探しにとか出来そうだし、散歩がてらにとかちょっとご飯食べに帰るとか出来そうでnanamamaも是非図書館の近くに住みたいです。

Posted by: nanamama | May 23, 2015 at 09:25 PM

本の名前がすごいですね。

Posted by: オサムシ | May 22, 2015 at 06:36 AM

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