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営繕かるかや怪異譚 小野不由美

人が住めばどうしたって疵(きず)が付きます。
わざと残す疵もあれば、良い疵もあれば、
悪い疵もある。
古い家にはそんな疵が折り重なっているものですが、
それこそが時を刻む、ということなんでしょう

営繕かるかや怪異譚 小野不由美(2014.12刊行)

読了です。

奥庭より
屋根裏に
雨の鈴
異形のひと
塩満ちの井戸
檻の外

この家には障りがある・・・
住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が、
鮮やかに修繕する。
心ふるわす恐怖と感動の物語。

*********************************
初、小野作品です。
TVだったかな?新聞だったかな?
どっちかで紹介されていて借りました。

亡くなった叔母から継いだ町屋で1人暮らし。
普段使わない奥座敷の障子が何度閉めても
気づくと開いている・・・

屋根裏に誰かいる、と言う母親。半信半疑だった
息子も嫁も孫娘までも・・・

祖母から古屋を継いだ私。袋小路の奥に建つ
その家に徐々に近づいてくるのは・・・

父の郷里に引っ越した家族。長女真菜香は、
あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここに
いるのを見掛けるようになった・・・

どれもこれも、なんかゾクッと来る怖さ、です。
町屋・古家・武家屋敷・・・
古い家を舞台にしているせいか、怖さが
我が家と共通しているんですよ(;^^)。

閉めたはずの障子や襖が少し開いてる、とか
屋根裏に何かの気配を感じる、なんて・・・
う~ん、私も感じるぞ(;^^)。

と言っても「飼っている猫」だったり、屋根裏に
入り込んだ「いたちだかたぬきだかハクビシンだか」
分かんないけど動物、だったりってオチですけどね。

短編集なので、初めてでも入りやすいと思います。
表紙絵と違う内容でかなりとまどいますけどね。

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Comments

たぬきといえば画像でたぬきを検索するととても可愛らしいたぬきが出てきました。たぬきいうとポンタのキャラクターのようなものを思い浮かべますが(^^;なんか関係ないですね。

Posted by: セイレーン | May 19, 2015 at 08:46 PM

こちらの方、作品も知りませんでした。

Posted by: オサムシ | May 18, 2015 at 06:16 AM

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