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みんなのうた 重松清

最近、読んだ本がドラマ化になる、ってのがあり、
(その逆もありますが)、
オリジナルのドラマがみたいなぁ、って思うこと、
結構あります。
話の展開も読めちゃうから原作本ばかりだと・・ね。

みんなのうた 重松清


読了です。

東大を目指して上京するも、3浪の末、
夢破れて帰郷したレイコさん。
傷心の彼女を迎えるのは、個性豊かな森原家の
面々と、弟のタカツグが店長をつとめる
カラオケボックス『ウッド・フィールズ』だった。

このまま田舎のしがらみに搦めとられて
言い訳ばかりの人生を過ごすのか―
レイコさんのヘコんだ心を、ふるさとの四季は
どんなふうに迎え、包み込んでくれるのか…。
*******************************

こちらはドラマ化されてないのですが、
「村おこし」「地域振興」なんてのがブームになったら
取り上げられそうですね。
ってか、ブームにならないと、ってのがミソですが。
本当は常日頃、考えるべき事なんでしょうけどね。

田舎の人間としては非常に身につまされる話です。
ただ、私が住んでいる地域はここまで若い人も
いないけど(;^^)。
私の世代の人間、ほとんどいなくなってます、はい。
元々いない、っちゃいないけどね(;^^)。

話の中で、こんなセリフが出てきます。

>東大にストレートで合格するほど
>頭がいいのに、ここを捨てて東大に
>行ってしまうのはけしからん・・・

いや、じゃぁどうしろ、って言うの?!
「頭が良いから良い学校行って良い会社入って」と
言われてた訳ですよ。
でもまさかその後「地元に帰って地元の為に
その能力を使え」ってなるとは思わないよなぁ・・・。

あ、作中では、3浪人したレイコさんの他に、
東大出たけど、地元に帰って実家の本屋を継いだ、と
言う青年も出てきます(;^^)。

地方は大変です。街中のようにお金が稼げる訳
じゃなし、家も古いし、交通も不便。人はどんどん
都会に出ていき、戻ってこない。
自然は多いけど、虫も多いし、冬は雪も多い。

それでも地球最後の日にはこの家にいたい、
大災害が起きる時はこの家にいたい、って
思っちゃう私って(;^^)・・・。

うまくまとまらなくなっちゃったけど、多分この
本に関する感想の結論が自分の中でも
まとまってないんでしょうね。
読みやすく、厚さもそれほどではないので、ぜひ。

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Comments

ちょうど新聞にもどうして受験勉強をしなくてはいけないのかと質問している高校1年生の話が掲載されてました。

回答は選択肢が広がるって書いてあったと思います。
でもこれって都会に出るというのが前提の話しになっちゃうのかな。

Posted by: nanamama | April 23, 2015 at 12:03 AM

良い学校を出るのは、人生の選択肢がいっぱいできていいと思います。
でも、その後、どう生きるかはその人次第。
良い学校出ても自分の価値観が違ったら・・・。
一度きりの人生、みんなが思うような人生を求めるか?自分の生きたい人生を求めるのか?って、私は思います。

Posted by: mahalobunny | April 22, 2015 at 07:13 AM

地方で稼げるといいんですがね。

Posted by: オサムシ | April 22, 2015 at 06:44 AM

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