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たまさか人形堂物語 津原泰水

住んでいる人間にとっては手狭な木造に過ぎないし、
商店街もシャッター通りになりかけだけど、
それでも世田谷、にこの御店はあります。

「たまさか人形堂物語」「たまさか人形堂それから」
津原泰水


読了です。

祖母の形見の零細人形店を継ぐことになった
OL澪。押しかけアルバイトの人形マニア、
冨永くんと謎の職人、師村さんに助けられ、
お店はそこそこの賑わいを見せていた。

「諦めてしまっている人形も修理します」という
広告に惹かれ、今日も傷ついた人形を抱えた
お客がやってきて澪たちは東奔西走することに・・・

************************************
女の子なら今までの人生で1つくらいは持っていた事が
あるはず、なお人形。
市松人形、ぬいぐるみ、バービーちゃんに、リカちゃん・・

ありとあらゆるものが「あ、人形だったんだ」と
気づくこちらの作品、意外と面白かったです。

人形にしろ何にしろ、「直して使う」って最近減りました。
「消費の時代」と言われるだけあって、
直してまで使う、と言うのはよっぽどのものばかり。
今はメーカーさんの部品保存期間も短くなりました。
おかげで「買い替えたほうが安い」と言う事に。

それでも「アイボは家族だ!」と
部品を手作りしてまで直す団体が現れたり、
(あ、アイボは人形?なんだ??;^^)
なんか今の世の中おかしいな、って思います。

この「たまさか人形堂」さん。
人形の小売から修理屋さんに重点を起き、
営業しているわけです。
働く彼らは彼らなりの愛情で人形に接し、
人形にまつわる謎を解いていきます。

こういうのを読むと「人形作り」してみたい!と
思っちゃうんですよね(;^^)。

カルチャーセンターや手芸屋さんでやっている
「木目込み人形作り」とかありますけど、
う~ん、時間があったら体験してみたいです。

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Comments

世田谷と聞くと月曜から夜更かしで「リッチピープル」と言った人を思い出します。

Posted by: nanamama | April 09, 2015 at 09:46 PM

風邪でダウンしています・・・。
今年のはきついですね。結構長引いています。

Posted by: mahalobunny | April 09, 2015 at 12:54 PM

人形って言ってしまうとそうなんですが・・・
もりぞもライナスの毛布的なぬいぐるみが一人おりまして
完全原型とどめていないかもって感じなのですが離せない・・・
人形修理ってすごい金額かかるんですよね~
それでも治したいって思うのですが
治すと元のままではなくなってしまう・・・
そんなジレンマに陥ってます

Posted by: もりぞ | April 09, 2015 at 12:46 PM

女の子はまず人形ですね。

Posted by: オサムシ | April 09, 2015 at 07:00 AM

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