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『悼む人』

あなたは思い出す。
誰を愛し、誰に愛されていたのか・・・

『悼む人』
201502_ab

観てきました。
上映時間 138分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2015/02/14

不慮の死を遂げた見知らぬ人々を<悼む>ために
全国を旅する坂築静人。
彼の<悼む>とは、死者が生前、誰に愛され、
誰を愛したかといったことを調べ、
亡くなった現場で彼なりの儀式を行うことだった。

そんな静人と出会った雑誌記者の蒔野抗太郎は、
彼の真意が分からず取材を始める。
さらに、夫を殺めた過去を持つ女性・奈義倖世が
静人の旅に同行するようになる。

そんな中、静人の実家では、末期ガンで闘病中の
母・巡子を心配する家族が静人の帰りを願っていたが…。
*********************************

原作を読んで記事で紹介したのが2013年1月。
そっかぁ、2年も経つとやはり細部まで記憶しているのは
無理か(;^^)。
大筋だけは覚えていたものの・・・。

今回の映画化は原作者の天童荒太氏も参加。
それだけに「悼む」と言う事、静人の行動や
彼への偏見など、すごくわかりやすかったです。

自分ではわかったつもりでいたけれど、
万人向けに説明してもらうと「あぁ、そうそう!
それが言いたかったの!」とつい声を出しそうに。
噛み砕いて分かりやすかったです。

それでも「石田ゆり子のベッドシーン!」とかって、
そういう方しか注目されない、ってあるんですね。
生きるという事、死んだという事、その境目や
裁くという事、様々な考えについて議論して欲しい。

静人のように知らない人への悼みもするべきだろうけど
自分の手なんてちっぽけなもので、手に抱えきれる量は
決して多くない。
幸いにして自分が悼む相手はそれほど多くないけれど、
TVなどを見ていて、ふと、「あの人はどんな人だったのか」
想いをはせたりします。

特にここ数日はTVも新聞もすごかった。
様々な方の人生や人となりを紹介していました。
数だけ聞いていてもピンとこないものが、
その人の人生の履歴書を紹介されると、本当にひどい
災害だったんだな、と改めて考えさせられました。

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映画2015」カテゴリの記事

Comments

なかなか知らない人まで悼むことが出来なくって日々時間に追われていると感じてばかりいます。
一度ゆっくりとした時の流れを体験しないとこのまま生き急いでしまうかもと思っちゃいます。

Posted by: nanamama | March 13, 2015 at 12:25 AM

この映画のこと知らなくて、
大竹しのぶさんが髪の毛を切ったのは
もしかしてこの映画のためかなあ~なんて思ってしまいました。

悲しい出来事は、避けられない天災だったり
防げたかもしれない人災だったり。

Posted by: ジャランこ | March 12, 2015 at 09:36 PM

こちらの本も映画も知りませんでした。

Posted by: オサムシ | March 12, 2015 at 06:52 AM

最近嫌な事件が沢山報道されてますよね
これって人間の所業じゃないような
そして、震災で亡くなった多くの方々がいるっていう現実

人間の命を大切に思い
- 死を悼む心が今の人間には
欠けている人が増えてきているのかもしれません

Posted by: もりぞ | March 12, 2015 at 05:18 AM

年齢的にもそうなのかもしれないけれど・・・最近どんどんと人が減って行く。
毎年、知り合いが逝ってしまう。
まだ早いよね〜。
現実だとかなりキツいですわ。

Posted by: mahalobunny | March 12, 2015 at 12:53 AM

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