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小暮写眞館 宮部みゆき

宮部みゆきの新しい本を読み始める時、
僕はいつも、ちょっとだけ憂鬱になる。
読み始めたら、いつか読み終えてしまうからだ・・・

          兵庫慎司(ROCKIN'ON)

そうそう!正にそう!な
「小暮写眞館 宮部みゆき」


読了です。

家族とともに古い写眞館付き住居に引っ越ししてきた
高校生の花菱英一。変わった新居に戸惑う彼に、
一枚の写真が持ち込まれる。
それはあり得ない場所に女性の顔が浮かぶ
心霊写真だった。

英一の小学生の弟、光(ピカ)の様子がおかしい。
友人のテンコによれば、彼は写眞館の元主(もとあるじ)、
小暮さんの幽霊に会いたいのだという。
そして垣本順子、英一と家族、各々が封印してきた過去が
明らかになる。・・・

*************************************

帯にね「ラブストーリー」って書いてあったの。
でも読んでてもなかなかそう思えなくって、
「いや現代推理モノじゃね?」って思ってたけど
読み終えて納得。 うん「ラブストーリー」だね。

どこがどう、と言うのは読んで感じて下さいな(^o^)。

こちらも買ったまま勿体無くて読めなかった本です。
はっきり言って「東野氏」の作品よりもったいなさを感じる、
好きな作家さんです。

まどろっこしいところが嫌いと言う方も多いですが、
そこが好き(^o^)。
じっくり&コトコト煮込んだスープ、みたいな完熟さ、
そんな簡単に心が動くわけないでしょ?と
言われているような感じがね~。

古い写眞館を軽くリフォームして越してきた家族。
中心人物は高校生の英一なんですが、誰が主役を
はってもおかしくないでしょ、って感じの濃いキャラ。

彼らが不器用に必死に世の中を生きていく様は
読んでいてつい応援したくなります。そして応援する事で
自分たちも応援されている気分になるんですよね。

時間はかかります。かなり分厚い上下巻。
それでも最後1/3位からは「あぁ終わっちゃう終わっちゃう」と
冒頭の気持ちになります。

今回これが読み終わって、次に待つのは
「ソロモンの偽証」全5巻。
今週末には映画も上映される、と言うことで
まぁ映画は期待してないのですが(;^^)、
本の方はいつから読もうか、考えている最中です。

読み始めたら読み終えないと気がすまない、
でも読み終えちゃうのが惜しい・・・
う~ん、ってジレンマを楽しんでいる今日このごろです。


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Comments

読み始めたら読み終えないと気がすまない、
でも読み終えちゃうのが惜しい・・・

凄く良くわかります。
至福の時が永遠に続けばいいのにとね。

Posted by: nanamama | March 04, 2015 at 11:45 PM

宮部みゆきさんの推理物イメージがあるのですが
ラブストーリーはイメージがわきませんね

ちょっと不思議な感じです

Posted by: もりぞ | March 04, 2015 at 09:47 PM

おほほ、ソロモンは読み終わりました^^
1日1冊、6日で読み終わり・・・
確かに、もったいないですよね。

Posted by: butaneko | March 04, 2015 at 07:19 PM

有名な 宮部みゆきさんも
実は1回も本 読んだことないです。

Posted by: オサムシ | March 04, 2015 at 06:50 AM

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