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暗い越流 若竹七海

懐かしい、「若竹七海」さんの作品です。
若竹さんの本では「猫島シリーズ」が好きだけど、
それともう1つ「女探偵シリーズ」も好き。

葉村晶シリーズ
プレゼント(1996年5月 中央公論新社
依頼人は死んだ(2000年5月 文藝春秋
悪いうさぎ(2001年10月 文藝春秋

の3作を読んだのが「2012年」頃。
2015年になった今、3年も経ってたとは(;^^)。
元々1996~2001年の間の刊行ですので、
古いっちゃ古いんですがね。

ところが13年以上経過して、こちらの本に二編、
「葉村晶」作品が入っている、と言うこと。
読書メーターでもコアなファンが喜んでる&喜んでる。

暗い越流 若竹七海

読了です。

1.「蠅男(はえおとこ)」:葉村晶 尻もちは・・・
2.「暗い越流(えつりゅう)」:床上浸水に・・・
3.「幸せの家」 :ナチュラルな生活は・・・
4.「狂酔(きょうすい)」:救護院の炊き出しは・・
5.「道楽者の金庫」葉村晶:こけし収集は・・・

*************************************
旧作でもやたら現実的な葉村さん。
不思議なキャラクターですが、ぼやく一言が面白い。
女一人、色々お金を払って生活していかないと、って
バイトでも日雇いのような仕事でもなんでもこなす。
でもだからって、「古書店」で働かなくっても、ねぇ(;^^)
災難にも遭遇するし(;^^)。

昨今「イヤミス」などという言葉が流行っており、
後味の悪い、嫌な感じのミステリ、というジャンルが
できあがりつつあります。

若竹さんの作品は「コージー(居心地の良い)ミステリ」と
ちょっと毒をもった作品、の2つに分かれると思いますが、
「毒を持った」方がこの「イヤミス」に入るか、と言うと
そうではないんですよね~。

毒もあるし、後味も苦い。
でもこの苦さ、は嫌な感じではなくて、コーヒーを飲んで
「うん、苦い。でもおいしい」って思う感じなんですよね。
「イヤミス」は腐った牛乳を思いっきり呑んじゃったって
感じで・・・(;^^)なんて例えだ・・・。

私としては人間が持つ「毒」について書かれていても
「それも世の中よね」と思う人間ではありますが、
その毒が「なんか自分を染色してる?」と思うものは
No Thank you なんですよね。

さて、この「葉村晶」シリーズ、先述通り、13年ぶりの
復活、であった訳ですが、驚く事に、2014年中に
最新作がまた出たんですよね~。

さよならの手口(2014年11月 文春文庫)
「いきなり文庫」の一環らしいのですが、
これは嬉しい~(^o^)。
&こちらもコアなファンが騒いでおりますね。

刊行されてすぐに予約を入れたのですが、
手に入ったのは年明け。
さぁ、これから楽しんで読みます(^o^)。
そちらの記事はまた改めて・・・。

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Comments

葉村晶シリーズを知らないので 覚えていたらチェックしますf^_^;

Posted by: | February 06, 2015 at 07:53 AM

結構手に入れるのに時間がかかりましたね。
コアなファンが注文殺到させたかな?

>こんなにテーブルにたくさん乗ってて、食べきれましたか??

毎回もったいないと思いつつもお残ししちゃいます。

>ネットの情報が最新、ってのは一部だけなんでしょうかね?

口コミで訂正しているところもあるのですが、編集部ではなかなか全土を網羅できなくって訂正申請されないと放置なんてこともよくあるみたいです。

Posted by: nanamama | February 04, 2015 at 11:37 PM

いろいろあるんですね。

Posted by: オサムシ | February 04, 2015 at 06:55 AM

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