« 本日サービスデー 朱川湊人 | Main | ペテロの葬列 宮部みゆき »

ツリーハウス 角田光代

気づくと1月もそろそろ終わり、ですね。
今年は昨年末から続いた「大学時代」縁、での
イベントが幾つか予定されていました。

ここ数年連絡が途絶えていた方との再会から
何と卒業以来2☓年ぶりの方との再会、とか
楽しい事多いです(^o^)。

**********************************
昨年から続く☓☓文庫、のキャンペーン冊子。
ゆっくり読んでいて、なかなか読み終わらないです~。

Dscn5014

ツリーハウス 角田光代


謎多き祖父の戸籍──
祖母の予期せぬ“帰郷”から隠された過去への旅が始まった。
満州、そして新宿。熱く胸に迫る翡翠飯店三代記。
第22回伊藤整文学賞。

**********************************

昔、ジョージ・クルーニーがハワイを舞台にした
ファミリー・ツリー」と言う映画を見ました。
family tree = 家系図、と言うわけですが、
オアフ島の有力な一族の子孫、と言う設定。

家系図のある(由緒代々な)一族というと
さぞや御立派感があるんですよね。

ところが、この作品はその「御立派感」は皆無。
満州へ渡った祖父母の話から父・母、そして
その子どもたち。
店の名前「翡翠」が語る過去とは??

三代目から見ると、祖父母の過去は謎だらけ。
祖父が興した「翡翠飯店」も名前は立派なのに
店は昔ながらの中華料理屋。

祖父が逝ってから祖母の様子がおかしい。
「人生最後に」と二人の出会いの場所、満州へ。
そこで、祖母の意外な一面、そして想いを知る・・。

「皆無」だと思っていた「御立派感」、ありました。
ってか、普通の人が普通に生きてきた&
生き抜いてきた人生とそこに続く家系図・・・。

戦時中、死んでお国の・・・と言うご時世に、
「逃げてでもなんでも生き抜く」という姿勢、
そんな彼らに手を差し伸べる現地の家族。
そっか、ツリーのように全てがつながってるんだ、
家系図って血のつながりだけを書く訳じゃな
ないんだ、って。

今を生きる三代目、としては「産んでくれて
ありがとう」という感謝しかない訳ですよね。
うん、胸にじ~んと染みこんでくる作品です。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 本日サービスデー 朱川湊人 | Main | ペテロの葬列 宮部みゆき »

書籍☆☆」カテゴリの記事

Comments

同窓会、そろそろ開催しないとと思いつつ、重い腰が上がらないです。
開催しようとするとかなり体力が必要な気がして腰が引けてます。

Posted by: nanamama | January 30, 2015 at 12:14 AM

ツリーハウスって家系図なんですね
今更ながらに自分の無知さに恥じ入ってます

同名の映画のタイトル見たとき
完全に別のこと発想してました(;´Д`A

Posted by: もりぞ | January 29, 2015 at 05:58 AM

1月ももう終わりますね。早いですね。

Posted by: オサムシ | January 29, 2015 at 12:19 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/60845523

Listed below are links to weblogs that reference ツリーハウス 角田光代:

« 本日サービスデー 朱川湊人 | Main | ペテロの葬列 宮部みゆき »