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かたみ歌&なごり歌 朱川湊人

昭和のレトロさに最近なんか心癒されます。
考えてみれば、昭和時代から四半世紀経っちゃったのよね?
初作家さんですが、気に入った~(^o^)。

かたみ歌 & なごり歌  朱川湊人

読了です。

【かたみ歌】
不思議なことが起きる、東京の下町「アカシア商店街」。
昭和と言う時代が残した「かたみ」の歌が、
慎ましやかな人生を優しく包む7つの連作短編集。
<紫陽花のころ>:シクラメンのかほり
<夏の落とし文>:愛と死をみつめて
<栞の恋>:モナリザの微笑み
<おんなごころ>:いいじゃないの幸せならば
<ひかり猫>:圭子の夢は夜ひらく
<朱鷺色の兆し>:人間なんて
<枯葉の天使>:心の旅

【なごり歌】
きっと、また会える。
あの頃、団地は、未来と過去を繋ぐ道だったから。
三億円事件の時効が迫り、「8時だョ!全員集合」に
笑い転げていたあの頃。
失われた誰かを強く思う時、そこでは見えないものが
よみがえる。悲しくて不思議な七つの物語。
<遠くの友だち>:てんとう虫のサンバ
<秋に来た男>:あなた
<バタークリームと三億円>:『いちご白書』をもう一度
<レイラの研究>:いとしのレイラ
<ゆうらり飛行機>:犬のおまわりさん
<今は寂しい道>:長崎の鐘
<そら色のマリア>:私に人生と言えるものがあるなら

*******************************

当時の懐メロ、残念な事に1作目の「かたみ歌」の歌は
リアルタイムでは知らないものが多いのですが、
「なごり歌」は・・・リアルタイムです、はい(^o^)。
それでもまぁ知らない歌も多いのですが。

まぁ歌は作品のアクセントとして出てくるだけです。
主人公が料理をしながら口ずさんでいる、とか
ラジオからその曲が流れてくる、とかね。
それらが邪魔をしてないのがなんか良い。

口ずさむ時、昔の歌が多かったりするんですよね。
最近の歌は歌いづらかったりしてあまり好かん。
まぁ最近の歌番組自体も見てないし、ランキングも
知らないから、ってのもあるけど。

全てが短編なので、本が苦手、って人にもお勧め。
初作家さんですが、当たりでした(^^)v。
ぜひ他の作品も読んでみたいものです。

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書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

知らない作家さんですが、お勧めならば読んでみようかな

Posted by: セイレーン | October 20, 2014 at 08:38 PM

どちらも知らない歌です。
「なごり雪」はタイトルと歌手の名前だけは出てきます。

最近の歌はさっぱりわからないです。80年代・90年代の歌なら少しわかるくらいで、カラオケも苦手なので、自分の好きな歌手以外よくわからないnanamamaです。

Posted by: nanamama | October 19, 2014 at 11:59 PM

昭和時代・・・
平成生まれの社員がどんどん入ってきて、
たまに話が通じなくて困ってますわ(^_^;)
もう四半世紀も前なんですもんね・・・・

Posted by: butaneko | October 18, 2014 at 11:30 PM

最近の歌どころか、歌手も知らない・・・。
お客様として来た人が有名人だったりするけれど、「知らない〜」って感じ。なので、私にとっては有名人ではなかったりするんですよね。笑!

Posted by: mahalobunny | October 18, 2014 at 06:40 PM

私も歳とったのか
昭和のレトロさ
ひかれますね。

Posted by: オサムシ | October 18, 2014 at 08:29 AM

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