« 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 | Main | 川の光 外伝 松浦寿輝 »

川の光 松浦寿輝

2006年~2007年読売新聞に連載されたそうで、
「読書メーター」で誰かが読了してるのを見て、
なんか気になって借りてみました。


物語平和な川辺の暮らしは失われた。
晩夏、安住の地を求めてネズミ一家の冒険が始まる。
足元で脈動する世界に優しいまなざしを向け、
柔らかい魂の手触りを伝える物語。

*********************************************

主人公は「チッチとタータ」。はいネズミです。
お父さんと3匹で暮らす一家。
川のほとりでの幸せな暮らしは「人間の勝手」で失われる。

護岸工事・暗渠化、と川を人間の都合でいじる現代。
週末もTVで「三鷹・調布市の6月のゲリラ豪雨・ひょう」と
銘打ち、「河川工事」の難しさについて特集してました。

自然を人間がコントロールできる、とうぬぼれるにも
程があり、そもそも「川辺は怖い」ということを人間は
いつから忘れてしまっているんだろう?? と思う今日此の頃。

そんな人間の勝手で、川辺の住処を追い出されたネズミ一家。
川の上流、安心して住める場所を探して遡る事に。
ところが、困難が彼らを待ち受けます。

その困難とかが「いやしんどいな」と思う事ばかり。
ドブネズミの暴力団による嫌がらせに攻撃。
街中で出会う猫や犬と言った天敵。
でも中にはとっても良い猫や犬も人までもいて、
彼ら一家は困難の中、彼らの助けを借りて進み続けます。

いやね、これ良いお話でしたよ。
途中、辛すぎて悲しくて涙出そうになったり、もしましたが
(ウソ。涙出ました。)
読み終わった後、なんか温かいもの&力強いもの、が
胸の中にあふれてきて、大満足!

図書館で借りたのはハードカバーですし、厚いので
大人向けかな?と思いつつ、でも子供でもゆっくり&じっくり
読んでいけばきっと満喫してもらえる、と思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 | Main | 川の光 外伝 松浦寿輝 »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

あっ、この本nanagonが読書感想文で使用してました。
確か続編もあった気がします。

Posted by: nanamama | August 20, 2014 at 10:44 PM

ねずみのお話というと子ともむけなのかなと思ってしまいます(*^-^*)

Posted by: セイレーン | August 20, 2014 at 09:56 PM

ネズミと聞くと
ミッキーマウスかトム&ジェリーを
思い出してしまいます。

Posted by: オサムシ | August 20, 2014 at 07:00 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/60049245

Listed below are links to weblogs that reference 川の光 松浦寿輝:

« 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 | Main | 川の光 外伝 松浦寿輝 »