« ススキノ探偵シリーズ 東直己 | Main | 今日はお休み~。 »

アンティークFUGA あんびるやすこ

掛け軸・古伊万里の壷・ラリック・・・
古いものには古いものの良さがある。
古いものが生き残るにはそれなりの理由がある。
彼らは聞いている。だから悪口は言わないでね、
悲しくなるから・・・。


読了です。

中学一年生の風雅は、骨董店を営む両親が失踪し、
一人で暮らしている。
ある日見つけたのは、父親がくれたペンダント。
精霊が宿るそれは、一生に一度だけ、願いを叶えてくれるという。
まさかと思ったのに、風雅は精霊の呼び出しに成功。
シャナイアと名乗る、美形だけど不機嫌な青年に、
「願いを言え」と上から目線で聞かれ、思わず
「僕の兄さんになって!」と願ってしまい…。
**************************************

図書館にある「ヤングアダルト」コーナー、
ちょっと恥ずかしいんですが、手軽に読める作品があり、
通勤電車で読むのに見繕っています。
こちらもその1つ。いや、最初は「文庫本」だったのよ。

知らない作家さんですが、表紙の落ち着いた感じがほわっと
温かくて、読んでみました。

アンティークを設定にした作品と言えば、以前紹介した
「冬狐堂シリーズ(北森鴻)」があります。
自分じゃその価値も良さも全然分からないけど、
鑑定のウンチクを読むのは好きです。

風雅くん、カワイイです。
そして兄代わり1のシャナイア、はかっこいいです。
2巻の最後から出てくる兄代わり2のユイマール、もかっこいい。
まぁ、今どきの設定ですからね~(^o^)。
ツンデレ系とほんわか系のコンビが良い感じです。

今回の設定はアンティークの商品に憑いている(?)
「つくも神」の声が聴こえる、と言うのがキー。
兄代わりの2人はつくも神より偉い精霊(=木霊の長)です。
シャナイアはセコイア杉、ユイマールは屋久杉。
セコイア杉の最長樹齢が2200年、
屋久杉は樹齢1970年以上(推定)らしい・・・。
そりゃ、どんなつくも神よりも「長」ですよね、きっと。
いずれも樹齢1000年以上、って事ですからね~。

彼らの助けを借りながら、謎解きをし、両親の行方を探し、
商売をしています。
つくも神の声が聴こえる、と言うことは、商品の由来を
知ることができ、価値を正当に判断できるんですよね。

なんかうまい設定だなぁ~。
若者向きのYA(ヤング・アダルト)、なので若干甘い?と
思う処はありますが、意外と(いやかなり)楽しめました。

今回のこちらのシリーズは全6作(+番外編1冊)の計7冊。
1冊30分程で読めちゃうので、見つけたらぜひぜひ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« ススキノ探偵シリーズ 東直己 | Main | 今日はお休み~。 »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

takoingさんが30分で読むならnanamamaはその3倍ほどの時間と思えばいいのかな?

そう言えばnanagonの学校のおすすめ本紹介のおたよりが届いてました。
今回もマニアックだなぁ~と感じたnanamamです。
明日またコメントに書きますね。

Posted by: nanamama | July 05, 2014 at 10:04 PM

いろいろありますね。

Posted by: オサムシ | July 05, 2014 at 08:02 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/59710968

Listed below are links to weblogs that reference アンティークFUGA あんびるやすこ:

« ススキノ探偵シリーズ 東直己 | Main | 今日はお休み~。 »