« 『相棒 劇場版3』 | Main | 不思議図書館 寺山修司 »

あずかりやさん 大山淳子

私はその日から、起きている間中彼の顔をながめた。
毎日毎日ながめた。
もう絶対忘れないくらいにながめたから怖くなかった。

ある日彼と世界が一緒になった・・・

「あずかりやさん 大山淳子」

読了です。

高級自転車、遺書、一通の封筒、大切な本…。
あずかってと言われたものをあずかり、
それがどんなものだろうと、一日百円。

心やさしい店主・桐島透が営む、不思議なお店
「あずかりやさん」を舞台に、お客さまが持ち込む
「あずけもの」に隠されたそれぞれの思いと秘密が交差する。
悩み傷ついていた心がじんわりと癒される物語。

***********************************************

以前「明日町こんぺいとう商店街: 招きうさぎと七軒の物語
という本を紹介しました。
その中の一編「二軒目のあずかりやさん」のお話です。
一冊の本になっているとは思わなかったです。

大山淳子さん、そうです「猫弁」の作家さんです。
猫弁 大山淳子 2012.08.21
猫弁と透明人間 大山 淳子 2012.09.24
猫弁と指輪物語 猫弁3 大山 淳子 2013.09.05

「朝日町こんぺいとう」の「あずかりやさん」は結構印象深く
覚えていたんですよね。
で、まさか、のハードカバーを見つけて借りてしまった。

この「朝日町こんぺいとう」で、店主の目、そして人生について
書かれており、まずそちらを読んでから、これを読むほうが
いいと思います。
これをいきなり読んだら「わかりづらい」と感想がありました。

自転車を預けに来た高校生、
店先にあるガラスケース(暖簾は以前も出てきたけど)、
あずけられた猫・・・。
商店街のほかっとした雰囲気の中につい油断しそうになりますが
どれもシンプルなようで結構深い&重い。

猫弁とはまた違うタッチで書かれていて楽しめました。
最後はやはり「猫」がからんできますけど(;^^)、
これがまた悲しくてね・・・。

続きが読みたいような読みたくないような複雑な作品です。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 『相棒 劇場版3』 | Main | 不思議図書館 寺山修司 »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

お勧めだけれど 悲しいってことでしょうか

Posted by: セイレーン | June 18, 2014 at 05:20 PM

猫も1日100円かぁ〜。安いっ!

Posted by: mahalobunny | June 14, 2014 at 12:28 PM

こんぺいとう 久しく 食べてないです。

Posted by: オサムシ | June 14, 2014 at 08:25 AM

想像できないお話なのですが
なぜか気になる、読んでみたくなりますね。

まずは猫弁から読むべきでしょうか?

Posted by: ジャランこ | June 14, 2014 at 07:53 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/59548934

Listed below are links to weblogs that reference あずかりやさん 大山淳子:

« 『相棒 劇場版3』 | Main | 不思議図書館 寺山修司 »