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民宿雪国 樋口毅宏

全然知らなかった作家さんとか作品を見かけると
なんとなく手にとって数ページ読んでみます。
気に入れば借りてみる。でこれもそんな一作品。

民宿雪国  樋口毅宏

読了です。

2012年8月、国民的画家・丹生雄武郎氏が亡くなった。
享年97歳。  80年代のバブル時に突如衆目を集め、
華やかな時代を背景に一躍美術界の新星として
脚光を浴びる。

しかし、各方面からの称賛の声をよそに、けして
表舞台には出ようとせず、新潟県T町にて日本海を
見下ろす寂れた「民宿雪国」を経営、亡くなるまで
創作に没頭した。

かつて「民宿雪国」に宿泊、丹生氏によって
人生を左右されたと明言するジャーナリスト・矢島博美氏が
その死後に丹生氏の過去を掘り下げたところ、
以外な事実が明るみに出たのだった・・・。

*******************************************************
「雪国」って文字には色々想像力をかきたてられます。
「長いトンネルを抜けると・・・」(雪国:川端康成)
「好きよ あなた 今でも いつまでも」(雪国:吉幾三)
(;^^)(;^^)(;^^)(;^^)(;^^)(;^^)(;^^)(;^^)

ところが読み始めたら一変!
どんな話やねん、とびっくりしました。

冒頭から驚くような展開に「これ、って何?イヤミス?」
途中で止めようと思った位。
ところが、なんか先が気になってね~。
結局全部読んじゃった。

読み終わった後、なぜこうなったのか?
考えちゃいましたね。訳分からなくなったし。

年配の丹生ですから、その背景には戦争があり、
敗戦があり、貧困がある・・・。
それは、当時を生き抜いた人々ならば、
見に覚えがあることなのかもしれません。
でも全員が全員、そうなる訳ではなく、
そういう方とそうでない方との違いは
紙一重、なんでしょうね。

展開は読みにくいです。
冒頭のシーンがとにかくね(;^^)残虐すぎて。
その後の静かな展開とか、いろいろこなれてない
ような感じですが、「何か」を感じます。

非常に興味深いですので、もし以下のキーワードに
惹かれるものがありましたら、手に取ってみて下さい。

新潟 雪国 日本海 小舟 戦時中 慰安

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Comments

日本海と聞くと暗いイメージのnanamama、どんな話なのかちょっと読んでみたいかも。

Posted by: nanamama | May 25, 2014 at 11:34 PM

知らない作家さんです。

Posted by: オサムシ | May 25, 2014 at 08:03 AM

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