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とっぴんぱらりの風太郎 万城目学

とっぴんぱらり

もしくは、「とっぺんぱらり~」
秋田県地方において、昔話等の物語の最後を
締める言葉。結語。

後ろに付く言葉は地域や時代によって「~ぷぅ」、
ex.とっぴんぱらりのぷぅ

の「とっぴんぱらりの風太郎」 万城目学


読了です。

天下は豊臣から徳川へ―。
重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、
京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。

その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、
奇妙な方向へ転がっていく。
やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。
だましだまされ、斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を
目指す風太郎の前に現れたものとは?
第150回直木賞候補
*******************************************

彼の作品は「京都・鴨川」とか「奈良」など関西を舞台に
しており、かなり笑わせて頂きました(^o^)。
今回は・・・ 「伊賀」そして「京都」です。

この風太郎、ってのがね~、ちょっとどうしようもない(;^^)。
今で言う「正社員になろうと入社前研修で頑張ってた。
ところが最終試験でポカをやり、採用取消に」。

再就職を目指すものの、全然声がかからず、
ようやくかかった、と思えば、都合の良い道具扱い・・。
世の風に流されつづけた風太郎が唯一自分の足で立つ。

それはとても辛く、悲しい出来事だけれど、
どうしようもない風太郎だけど、彼の行動で
これからの世の中、ちょっとは良くなるといいなぁ・・・。

実はこちらの本、かなり厚かったです。
昨日の「政と源」と比べるとすごいでしょ??
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「政と源」は272頁、一方「風太郎」は752ページ。約3倍です。
読みやすいので苦にはならないんですが、重かった・・・。

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Comments

持ち運ぶにはかなり重そうですね。
最近は文庫本ばかりなので手軽に持ち運べていいのですが、読みごたえを感じるのはハードカバー本ですね。

Posted by: nanamama | January 17, 2014 at 04:22 PM

長編でもおもしろいと終わるのが惜しいですよね・・・。

Posted by: mahalobunny | January 17, 2014 at 01:09 PM

分厚いですね。

Posted by: オサムシ | January 17, 2014 at 06:48 AM

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