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先生と僕 坂木司

怖がりすぎる僕、二葉。18歳大学生。
人が死ぬ本は読めない。
消防法無視の建物のエレベーターには怖くて乗れない。
悪いほうにしか想像できない。
そんな僕が始めたアルバイトは・・・家庭教師。
しかも条件付きなんだ。

先生と僕 坂木司

読了です。

僕の先生は中学生! ひょんなことから
大学のミス研に入った恐がりな僕は、
家庭教師の生徒である隼人くんから
古今東西のミステリー作品の講義を受けることに。
出かけた先で遭遇する様々な「日常の謎」を
2人で解決していくミステリー連作集
******************************************

さて「先生」は誰なのか?「僕」は誰なのか?
田舎から出てきた「僕」は都会の中学生に太刀打ちできる
訳もなく、当然「先生」は中学生の隼人君、です。

世間ずれしている「先生=隼人」は「僕」に
世の中のあれこれを教えていきます。
「もっと裏を考えなきゃ」「んなことあるわけないじゃん」。
世の中、と言うより世の中の裏、ですな(;^^)。

今の子ってすっごいたくさんの情報に溺れてますよね。
小さい頃からそういう状態、ってのは可哀想ですが、
実はこの「可哀想」って大人の目線なんですよね。
子供は「昔からこうじゃん。何を今更」って感じ。

IT機器やなにやら、小さい頃から身近にあり、意識せずに
使いこなす・・・。それが当たり前なんだもんね。
それを上から目線で「可哀想」とか「気の毒」って言うのは
大人の傲慢だな、とちょっと反省。
だってそうしたのは大人だしね。

「僕」はそれを聞いて「そうなの?!」と反応が新鮮。
でもその後で「でも本当にそうなのかな?」と疑問を持つ
ところに、好感を持つのも大人目線だから、なんでしょうが
それだけに「あぁ、こういう若者もいるはず」と
期待しちゃう部分もあって・・・ あぁグルグルしてきます。

単純にミステリーとして楽しめますので、あまり深く考えず
読んでみてください。

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書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

エレベーターが恐いというのはなんだかわかります

Posted by: セイレーン | December 20, 2013 at 09:24 PM

陽だまりの彼女、ちょうどnanagonの学校でおすすめ本として紹介を昨日してました。

Posted by: nanamama | December 20, 2013 at 12:06 AM

ミステリー系はいいですね。

Posted by: オサムシ | December 19, 2013 at 06:48 AM

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