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仏果を得ず 三浦しをん

「思へば思へばこの金は、縞の財布の
紫摩黄金。仏果を得よ。」

「ヤア仏果とは穢らはし。死なぬ死なぬ。
魂魄この土に止まって、敵討ちの御供する!」

金色に輝く仏果などいるものか。
成仏なんか絶対にしない。
生きて生きて生きて生き抜く。
俺が求めるものはあの世にはない。
俺の欲するものを仏が与えてくれるはずがない・・

仏果を得ず 三浦しをん


読了です。

“好き”が過ぎるとバカになる。
でも、そんなバカならなってみたい。
文楽に賭ける若手大夫の熱い青春。

気楽で怠惰で女にも不自由しない高校生活。
修学旅行先の大阪、国立文楽劇場。
文楽鑑賞で出会った人間国宝、笹本銀太夫。

高校卒業後、文楽の研修所に入り、技芸員に。
一生をかけてやってみたいと心から思えた職業は
文楽の太夫だけだった。

****************************************
文楽とは:
本来操り人形浄瑠璃専門の劇場の名。
現在、文楽といえば一般に日本の伝統芸能である
人形劇の人形浄瑠璃を指す代名詞である。

文楽は「太夫」、「三味線」、「人形遣い」の
「三業(さんぎょう)」で成り立つ三位一体の演芸である。

太夫とは:
浄瑠璃語りのこと。1人で物語を語るのが基本で、
情景描写から始まり多くの登場人物を語り分けるが、
長い作品では途中で別の太夫と交代して務める。
掛け合いの場合には複数が並ぶ。

ふ~ん、な世界の話ですが、意外と面白い。
自分には縁のない世界だけに、小説でこういう世界を
知る事ができる、ってのが醍醐味なんでしょうね。

近藤史恵さんの「探偵今泉シリーズ」が、歌舞伎の世界
で、続けてこの本を読んだから、余計に面白かったです。

NHKとかで、たまに放映してますので、
お時間あったら見てみてくださいね。(BSが多いけど;^^)。

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書籍☆☆」カテゴリの記事

Comments

自分の知らない世界の話って引き込まれちゃいます。
本の場合は特に想像しながら読むと楽しいです。

Posted by: nanamama | November 23, 2013 at 11:12 PM

高校で一生をかけられることに出会えるって
すごいなあ。
親目線?になっちゃうかも。

Posted by: ジャランこ | November 23, 2013 at 08:50 PM

こちらの世界はよくわかりませんです。

Posted by: オサムシ | November 23, 2013 at 07:30 AM

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