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よもつひらさか 今邑彩

黄泉比良坂(よもつひらさか)。
それを下っていけば、黄泉の国に至ることができる坂。

黄泉戸喫(よもつへぐい)
黄泉の国の火で作った食べ物をを口にすること。
死者の差し出す食べ物を口にしてしまったら、
現世には二度と戻れない・・・

「よもつひらさか 今邑彩」


読了です。

1.見知らぬあなた
2.ささやく鏡
3.茉莉花
4.時を重ねて
5.ハーフアンドハーフ
6.双頭の影
7.家に着くまで
8.夢の中へ
9.穴二つ
10.遠い窓
11.生まれ変わり
12.よもつひらさか
********************************************

相変わらずすごいです!
こちらは全320ページで12編を収めたもの。
1編30ページに満たないのは「つきまとわれて」と同じ。

なのに、なんかすごいっす~。

全部のあらすじは説明できない
(ってか今邑氏のようにうまくまとめられない;^^)から
これは読んで欲しいなぁ~。

1章ずつはすぐ読めるんですよ。
でも、じっくり読むとかなり怖い・・・。
昔からの日本の怪談的な怖さ、です。

日本昔話とかって子供の頃にしか読んでないですよね?
でも「グリム童話」とかの昔話って、実は大人向けな話、
な訳であるように、日本昔話も実は大人向けなんじゃない?
って思うんですよね。

で、その大人向けの昔話を書いているのが今邑氏、と。
そんな気になるような話ばかりです。

もちろん、昔の作品(1993~1998年)なので、電話とか
小道具は古いですよ。
でもそんなの気にならない位面白いです。
(『あとがき』にあるように、『本をまとめるにあたって、
そういった箇所はすべて手直しすることも考えたが、
時代の移り変わりを示すものとして、あえて手を加えない』)

ホラー・推理モノ・ロマンティックファンタジー・・・の
盛りだくさんのボリューム!
もう思いっきり味わって欲しい一冊です。

ちなみにこちらは5冊目の短編集だそうです。
1.時鐘館の殺人(1993年12月)
2.盗まれて(1995年3月)
3.鋏の記憶(1996年3月)
4.つきまとわれて(1996年9月)
5.よもつひらさか(1999年5月)
6.鬼(2008年2月)

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Comments

全320ページとは凄い量ですね。
最近読書してないなぁ~
読書の秋だというのに時間が取れないです。

Posted by: nanamama | October 05, 2013 at 09:58 PM

それでは、年末の旅行の際には、
この方の小説、ごっそり買って持っていこうかな^^
●●館の殺人・・・とか、そういうジャンルも好きですしd('-'*)

Posted by: butaneko | October 05, 2013 at 12:33 PM

よもつへぐい 読めないです。

Posted by: オサムシ | October 05, 2013 at 12:13 AM

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