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聖い夜の中で 仁木悦子

皆様にお知らせです。ほんゆ~ことtakoingは・・・

201310b

どす(;^^)。
皆様のところへは当分お伺いできません。
申し訳ございませぬ・・・<(_ _)>。
ただ、記事は更新継続中~。

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いまごろサンタクロースは空を飛んで、
こっちへ来かけてるんだ。
もう、あの明るい星のへんまで来ているかもしれない。

仁木悦子さんの遺作となった「聖い夜の中で」


読了です。

「陰のアングル」
カメラマン志望の彼が殺された。
彼の部屋を訪ねると、誰かが何かを探ったような。
一体彼は何を撮ったのか?

「うさぎを飼う男」
おじいさまの70歳の誕生日、集まった親族。
この家に住む祖父の後妻の連れ子(25にもなる)が
殺された。誰に殺されたのか?

「折から凍る二月(きさらぎ)の」
息子家族と住む風見さん。孫の発言をきっかけに
知人の妹が殺された謎を解くことに。
彼女の部屋で発見された本には「廟行鎮(びょうこうちん)」
に印がついていた。

「数列と人魚」
妻が行方不明になったと相談にきたお客の為、
彼らが住む団地へ赴く探偵。
彼女は数日前、見知らぬ男性から数列が書かれた
紙を受け取っていた。

「聖い夜の中で」
おばあちゃんと暮らしていたひろむ、は祖母の死で
西に住む母に引き取られる。
だが母は働くことに忙しく、思い出すのはおばあちゃんと
暮らした日々・・・
クリスマスイブの夜、布団から抜け出したひろむは・・・
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「聖い夜の中で」は1986年に書かれた作品であり、
仁木さんの遺作となりました。
胸椎カリエス、で長く不自由な生活を続けつつ
作家として、活動家として、行動していた彼女。
享年58歳でした。

幼少時から外で自由に動く事ができない彼女が
ここまでの作品を書いている、と言う事実をかみ締め
読んでしまいました。

面白いです。ほとんどがミステリーですが(;^^)。
最終の「聖い夜の中で」だけが異色、かなぁ。
身近な場所にひそむ謎。殺人事件がそうそう
身近では起きないですが(;^^)、
彼女の作品は主人公が否応もなく巻き込まれます。

短編集ですので、「昔の事興味ない~」とか
「語りが古そうでヤダ」と言う方でも試しにどうぞ。

今回借りた図書館文庫本は、2006年の出版のもの。
そのせいか新しく感じました。
今邨彩氏の本は「かなりの手垢が・・」と皆さん言うように
いかにも、な古さなんですが、それより昔なのに
新しく、きれいに感じる、ってのも不思議ですね~。

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Comments

作家の仁木悦子さんは、幼少時から外に出られなかったのですね。
そんな方が、魂を込めて書いた話
読んでみたくなりました。

Posted by: ジャランこ | October 18, 2013 at 09:51 PM

そろそろnanagonもサンタさんについて限界かも。
今年のクリスマスはどんな感じになるかな?
そして今年の冬休みに借りてきてもらう本は何にしようか。

Posted by: nanamama | October 18, 2013 at 09:15 PM

海外 どうですか。

Posted by: オサムシ | October 18, 2013 at 06:47 AM

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