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少年H 妹尾河童

映画化になる、と言うのと分厚いので、
借りてきました(^o^) 。「少年H 妹尾河童」



読了です。

胸に「H.SENO」の文字を編み込んだセーター。
外国人の多い神戸の街でも、昭和十二年頃に
そんなセーターを着ている人はいなかった…。
洋服屋の父親とクリスチャンの母親に育てられた、
好奇心と正義感が人一倍旺盛な「少年H」こと
妹尾肇が巻き起こす、愛と笑いと勇気の物語。
****************************************

妹尾河童さん、グラフィックデザイナー・舞台美術家・
エッセイスト・小説家、なんだそうです。
名前だけは存じ上げてましたが・・・。

この本は妹尾肇、の成長物語、です。
ちょっと風変わりな両親に育てられ、
廻りの友人らに見守られ、すくすく育ちます。

物語は戦時中から戦後まで、を書いています。
「アカ狩り」でつかまる兄ちゃん、
赤紙で出陣したはずが自殺した兄ちゃん、
特需でわくはずが、変わらない貧しさ・・・。

戦争時代を書いた作品で私が「傑作!」と思うのは
永遠の0(ゼロ)」です。
これは未だにナンバー1!

それに比べると、子供ながらにさめてる子だなぁ、とか
淡々と書いているんですが、生意気な( ̄s ̄; チェッ
って思っちゃったり・・・。

でも中には「なるほどね~」と思う事柄も多く、
やはりその時代を生き抜いた人の書く話は
真実がずっしりと重いです。

日本語がなぜ右からではなく、左から書くように
なったのか?とか、
学校が軍事訓練を行い、工場になり、といった経緯、
空襲の様子、などなど。

戦争の話、って色々な角度から見たものを読むのが
一番分かりやすいのかな、って最近思います。
どれか一方向からだけではなく、多角的に観る、って
必要だな、と。
あ、これ戦争だけじゃなく全てのことにいえますね(;^^)。

要は知ろう、とする気持ちが大事なんだな、と。
そういう意味で色々な作品が映像化されるのが、又
これがどんな風に映画化されるのか、ちょっと楽しみです。

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Comments

多才な方なんですね。

Posted by: mahalobunny | August 07, 2013 at 02:38 PM

「少年H」息子が受験の時におすすめの本として読むように言われて
買ってあるはず。
どこにあるんだろう。
探して読みたくなりました。

Posted by: ジャランこ | August 06, 2013 at 10:35 PM

このタイトルどこかで聞いたような聞いてないような。

nanamamaは『終戦のエンペラー』が少し気になります。

>この大根は・・・①重ねてあるのかな?
>それとも②丸い薄切り大根に包丁を入れて??
>①だと面倒ですよね・・・(:^^)。

nanamamaは③(勝手に作ってしまいました^^;)のポテトフライでたまに見る専用機械で作っているんだと思います。
①では絶対にありません。
②でもないと思うけれど、もう少しお店の人と親しくなれば聞いてみたいけれど、次に病院へ行くのは4カ月後の予定なのでなかなか親しくなれなさそうです。(^^;)

Posted by: nanamama | August 06, 2013 at 11:51 AM

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