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坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー

「和菓子を書いた本ってあまりないですね」、と
編集者さんが言った。
「ないなら書いてもらいたいなぁ~」と僕は言った。

それをきっかけにできたアンソロジー
「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」


読了です。

「空の春告鳥」坂木司
 「和菓子のアン」の杏子ちゃん再登場!

「トマどら」日明恩(たちもり めぐみ)
 警察にドラ焼き、そして「トマトのどら焼き」・・・。

「チチとクズの国」 牧野修
 親父が死んで4年。店を手放す事がきまり、
 そこで首を吊ろうとやってきた僕は・・・
 
「迷宮の松露」近藤史恵
 モロッコへ来てから祖母の夢を良く観る。
 初めて食べたデーツは上等なあんこのようだった・・。

「融雪」柴田よしき
「男前な味」と昔の彼女が言った泡雪羹(あわゆきかん)は
十数年ぶりの出会いをもたらした・・・。

「糖質な彼女」木地雅映子(きじ かえこ)
オタクで引きこもりな僕はやたら過保護な母にうんざり。
大好きなアイドル鴻島りりに出会い、和菓子を作る事に?!

「時じくの実の宮古へ」 小川一水(おがわ いっすい)
温暖化により縮んだ日本。日本の菓子・和菓子を産する
その町を目指し、北から旅する親子・・・。

「古入道きたりて」 恒川光太郎
夏の渓谷。悪天候に寄せてもらった独り暮らしの老婆の家で
出会う不思議な体験とおはぎ・・・。

「しりとり」北村薫
主人は亡くなる前、「和菓子が食べたい」と言った。
買ってきた包み紙に書かれた文は・・・。

「甘き織姫」畠中恵
大学時代の友人岳野が一目ぼれした女性に送った菓子。
彼女から帰ってきた菓子、の謎は??

****************************************

和菓子って日本古来からある「甘味(かんみ)」だけに
馴染み深すぎて、目新しさがなく、目先の洋菓子に
目がいってしまいがち。

確かに、江戸時代まで日本になかったバターとかの
風味は衝撃的、ですよね。

関東に住む私としては、京都や奈良の昔から続く
歴史、と言うのにはピンとこないんですが、
一般家庭で手作りできる「おはぎ」とかは貴重な「甘み」
として遺伝子にすりこまれているのでは?
って思っちゃうような気になります。

知っている作家さんが「こんな話も書くの~?」って
思うだけでこういう作品は読んでよかったな、って思います。
柴田よしきさんの「融雪」なんかも良かったなぁ。

ってか、マジでお腹が空くような作品ばかり。
今はまだ暑いけど、もう少し涼しくなると「温かいお茶」が
欲しくなります。そしたら和菓子、食べてみようかなぁ♪

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Comments

昨日の紹介本もこちらも読んでみたいです。
babagonが和菓子派だったので、うちは昔から和菓子ばかりで子供の頃はケーキに対する憧れがめちゃめちゃあったnanamamaです。

Posted by: nanamama | August 24, 2013 at 03:33 PM

和菓子は買うものというイメージがあるので
お菓子の本も洋菓子の方が多いですね。
和菓子、子供の頃は食べられなかったけど
最近は好きになりました。

Posted by: ジャランこ | August 24, 2013 at 08:20 AM

どうしても洋菓子と和菓子だと洋菓子の方が
食べる割合多いです。

Posted by: オサムシ | August 24, 2013 at 12:31 AM

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