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カフーを待ちわびて 原田 マハ

誰かが待っていてくれる。
そんなことには縁遠かった人生だ。
だから、たとえ犬であろうと自分を待っていてくれる
存在があることに、不思議なありがたさを感じる

「カフーを待ちわびて 原田マハ」


読了です。

ゆるやかな時間が流れる、沖縄の小さな島。
一枚の絵馬と一通の手紙から始まる、
明青(あきお)と幸(さち)の出会い。
偶然に見えた二人の出会いは、思いも寄らない
運命的な愛の結末へ・・・。

******************************************

南の島の言葉は難しいです。
その分ちょっと読みづらい。
でも暖かい。

小さな島だから経済力もない、人も来ないの先細り。
そこへリゾート計画の話が持ち上がった。
明青(あきお)と島唯一のユタおばあの家がある地区に。

明青(あきお)はずっと待っていた。
父が死に、母が行ってしまってからは祖母と2人で、
祖母が逝った後は裏に住むおばあと2人で。

リゾート計画の会社が能登に作った同様の施設への
視察旅行で、神社の絵馬に明青(あきお)は書いた

「嫁にこないか? 幸せにします。」

ピュア・ラブストーリー と言うジャンルらしいですが、
ラブは男女の間だけじゃないんですよね。
犬とでも、友人とでも、近所のおばあとでも。
『愛』があふれる作品です。

最後ははっきりハッピー!とはなってない終わり方で
こういうのを「オープン・エンド」(読者各自の判断に委ねる)
って言うんですね~。
多分(いや絶対)ハッピーなんでしょうけど、
こういう恋愛成功モノ、は王道ですよね~。
歳食っても、わくわくしちゃいます♪

実はこの本の後書きで知ったんですが、
原田マハさん、って「原田宗典」氏の妹さん!
兄弟で作家、ってなんかすごいですよね。
しかも「キュレーター」として、森ビル美術館や、
MoMaにも勤務していた経験があるそうな。

キュレーター(curater)って言葉知らなかったっす。
以前読んだ本、「ブロードアレイミュージアム」で、
知った言葉なんですよね。
それもそのはず、2000年代になってから入ってきた言葉で
「学芸員」とどこが違うんや?!って昭和世代は
思うわけです(;^^)。

他にも色々出されているそうなので、徐々に読んで
行こうかな~、って思ってます。

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Comments

一枚目の写真、戸田に悪意あるだろ

Posted by: 柳原可奈子 父 死因 | August 20, 2013 at 03:54 AM

テレビの影響で北の言葉が流行っていますが
こちらは南の言葉なのですね。

若い恋愛もの、ちょっと読んでみたいなあ~
でも、自分の立場で読めるかが心配。

Posted by: ジャランこ | August 02, 2013 at 04:11 PM

nanamama、「オープン・エンド」(読者各自の判断に委ねる)作品超苦手なんです。
白黒はっきりしてよってって結構引きずっちゃうんです。

Posted by: nanamama | August 02, 2013 at 12:01 PM

キュレーター 知りませんでした。

Posted by: オサムシ | August 02, 2013 at 06:40 AM

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