« 山手線探偵「1」と「2」  七尾与史 | Main | 書店ガール 2 最強のふたり 碧野 圭 »

岬洋介シリーズ 中山 七里

ネーミングの妙、といいますか、
表紙絵のなんか可愛らしい処、といいますか・・・
気になって借りてみました。

要介護探偵の事件簿 中山 七里


読了です。

脳梗塞のため車椅子に乗った大手不動産会社社長の
香月玄太郎。
彼が所有する土地の家から死体が見つかった。

完全密室の状況であり、捜査は暗礁に乗り上げてしまう。
警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、
介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す! 

・要介護探偵の冒険
・要介護探偵の生還
・要介護探偵の快走
・要介護探偵と四つの書名
・要介護探偵最後の挨拶

****************************************
いや、これ面白かったです~。
脳梗塞で半身マヒになった玄太郎氏。
ところが不屈の精神でリハビリをし、特注の車椅子を
操り、「このバカもんがぁ~!」と怒鳴る元気さ。

そんな玄太郎氏が謎を解いていくこの作品、
なんか「元気だ」って言葉はこういう人の為に
あるんだな、って感じになります。

「生還」でリハビリの模様が書かれているんですが、
ホント感服しますし、何より「表紙絵」の
「車椅子で疾走するじいちゃん」ってのがなんか良い♪

で、記事を書くためにwikiで調べてみたら、
「あれ、この本知ってる」・・・の

さよならドビュッシー 中山七里



さんに行き着きました&読了しました。
しかもシリーズ化されてたんですね・・・。で、

「おやすみラフマニノフ」「いつまでもショパン」


シリーズ全作(2013年6月時点)読了ですっ!

「さよなら~」
ピアニストを目指す遥とルシア。
ルシアはスマトラ沖地震で家族を失い、遥と一緒に
暮らしているのだった。2人の祖父の玄太郎は
大金持ちであり地元では名の知れた人物であった。
そんなある日、遥とルシアと玄太郎は火事に遭遇してしまう・・・。

「おやすみ~」
第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は
初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に
励んでいた。しかし完全密室で保管されていた、
チェロ・ストラディバリウスが盗まれる・・・

「いつまでも~」
ポーランドで行なわれるショパン・コンクールの会場で、
手の指10本が全て第2関節から切断された遺体が発見。
コンクールに出場するため会場に居合わせた岬洋介は
殺害現場を検証し始めたが、会場周辺ではテロが・・・

**********************************************

一番最初の「じいちゃん」の本が1作目と2作目の間に刊行。
順番を間違えました(;^^)が、これが良かった、かな。
最初に「さよなら~」を読んでたらまた違う感情を持つかも。

「じいちゃん」本に「岬洋介」と言う若者が出てきます。
じいちゃんが所有するマンションを借りたいと来た人は
じいちゃんが面接してOKしないと借りられないの(;^^)。
そこで、じいちゃんは「彼は本物だ」と思うんですが、
なぜそうなのか?それが音楽シリーズで分かります。

色々な曲が出てきます。
「さよなら~」
ショパンのエチュード/ドビュッシー「月の光」/
リスト「超絶技巧練習曲」/
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第五番変ホ長調 皇帝」

「おやすみ~」
シューマン「トロイメライ」
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」
パガニーニの「鐘のロンド」
リスト「パガニーニによる大練習曲第三番 ラ・カンパネラ」
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」

「いつまでも~」
ショパン「ピアノソナタ第二番 変ロ短調<葬送>」
ショパン「ピアノ協奏曲第一番ホ短調作品11」
ショパン「ノクターン第二番変ホ長調」

wikiで観るともっと出てきますが、
youtubeなどで曲や演奏が色々聞けます。

いやぁ~今日は記事が長くなってすみません。
「さよなら~」だけはちょっとグロテスクですが、
どの作品も面白いですよ。
「いつまでも~」は泣けました、はい。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 山手線探偵「1」と「2」  七尾与史 | Main | 書店ガール 2 最強のふたり 碧野 圭 »

書籍☆☆☆」カテゴリの記事

Comments

「さよなら~」読んでみたいかも^^

Posted by: セイレーン | July 07, 2013 at 09:44 PM

要介護探偵、この夏休みに読んでみようかな?
nanagonの学校にあるといいなぁ~

Posted by: nanamama | July 06, 2013 at 09:51 PM

要介護探偵、というのがなんともすごい感じですが、内容は面白そうですね。

いっぺんにこんなに紹介して、takoingさん一体どれだけ本を読んでいるのか
探偵を雇いたい気分ですが。

Posted by: ジャランこ | July 06, 2013 at 09:25 PM

表紙が良いといいなぁ〜って思っちゃいます。
最近、なかなか本を読む時間がないかも・・・。遊び過ぎだ・・・。笑!

Posted by: mahalobunny | July 06, 2013 at 04:44 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/57472781

Listed below are links to weblogs that reference 岬洋介シリーズ 中山 七里 :

« 山手線探偵「1」と「2」  七尾与史 | Main | 書店ガール 2 最強のふたり 碧野 圭 »