2013年本屋大賞の受賞作6位 晴天の迷いクジラ 窪 美澄
悩む必要なんかなかったんだ。
練炭自殺しようとした彼女にも、
リスカしているあの子にも、そして薬をのんで
なんとなくこの世からいなくなりたい自分にも
「死ぬなよ」って。
ただそれだけ、言えば良かったんだ・・・
晴天の迷いクジラ 窪 美澄
読了です。
心療内科の薬が手放せない青年、
倒産しそうなデザイン会社の孤独な女社長、
親の過干渉に苦しむ引きこもり少女。
壊れかけた三人が転がるように行き着いた
海辺の村で、彼らがようやく見つけたものは?
人生の転機にきっと何度も読み返したくなる、感涙の物語。
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2013年本屋大賞の受賞作6位 と言う事で、
気付いたら「読まなくちゃいかん」リストに入ってて(;^^)。
Amazonやウェブストアなんかで見ますよね?
「内容説明」ってヤツ。
私は本屋さんとかで実物を手にとって観るのが好き。
でももしwebで買う事になり、この内容説明で本を
選んで買って読んだら・・・
「金かえせ~!!」と言っているかもしれん(;^^)。
そうじゃないけど・・・ ねぇ本屋の店員さん。
本当にこの本をお勧めしたかったのかい??
いや、つまらなくはないんですよ?
小さい頃「絵がうまい」とほめられたことのない私としては
そういう業界にとんと馴染みはなく、クリエイティブな仕事
(=デザイン会社)の苦労が良く分からない。
だから今居る部署も良くわかんないんですよね(;^^)
まぁとにかく、辛くてしんどくて、どんなに頑張っても
報われるわけじゃなくて・・・
気付いたらどこかおかしくなっていて・・・
なんかね、ダメですわ。
多分こういう事が言いたいのかな?とか
こう読者を導きたいのかな?と思いは分かるけど
重さだけが残った話でした。
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Comments
人気でも面白いかは別ですしね。
Posted by: オサムシ | July 25, 2013 at 06:48 AM
人生いろいろあるけれど、やっぱり何かでバランスを取らないとおかしくなっちゃいますよね。
バランス大切です。それを自分でみつけないといけないけれどね。
Posted by: mahalobunny | July 25, 2013 at 01:18 AM
こんばんわ~
Posted by: ツボ | July 25, 2013 at 01:11 AM