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何者 朝井リョウ

最年少で、第148回(平成24年度上半期) 直木賞受賞
でしょ?
作家として一本立ちできるはずなのに、
大手映画配給会社に就職決めた作家さんのこちら!

何者 朝井リョウ


読了です。

「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」
就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、
理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……
自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。
この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。
影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識を
リアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。

***********************************************

はぁ、疲れましたよ~。この本は。
なんて言うんでしょ。「何者、ってか何様?」って感じ?(;^^)。
いやぁ、怖い、怖いっすよ~!今の世の中。

自分の学生時代(就活)は呑気だったなぁ、と実感。
いや当時はそれなりに必死でしたよ?
就職するのは当然で、5年生とか認められなかったし。
(教師目指したヤツは臨採で1年頑張るとの事だったが)
でも今の学生時代(就活)はしゃれにならないっすな。

なんか冷たくて無機質で殺伐としているようで、
どんな仮面を被れば、自分を作れば良いのか、
作りすぎて本当の自分が分からなくなったり・・・
本来の目的(=就職内定)を忘れているのでは??
と思うくらいの絡め手にジレンマと言うかなんつ~か・・・

うまくまとめられない作品です、はい。

おそらくこちらのblogに来て頂いている皆様なら、
何かしらのSNS(ソーシャルネットワークシステム)に
参加された経験があるのでは?
&参加し続けているのでは??

その昔、ネットの世界は「自分じゃない誰か」になれる場所。
日常ではうまく出来ないことやいかないことが
ネットの世界ではできたり、やれたり、言えたり・・・。
そしてそれに感謝されたり、と日常ではない何か、を
求めてつどう人が多かったのでは?と思います。

それが、徐々に「実名登録」などの世界に変わり、
日常=ネットの世界、となりつつあるようですね。
最近の若者(あぁこの言葉を言うようになったな;^^)は
生まれたときからネットが身近にあり、携帯やスマホ、
PCと言ったツールをおもちゃのように扱ってきており・・・

そんな作者だからこそかける作品だなぁ、と。
でもさ、ここまで書けちゃう作者さんも怖いっすよ。
作家さんは「第三者の目で見られる人でないと」と
昔何かの本で読みましたが、ホントそんな感じ。
こういう人、近くにいたら別の意味で怖いかも。

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Comments

我が家はとりあえず波に逆らって本人もいらないというから電子ゲーム類はないです。

そして、辞典は紙と決めています。

Posted by: nanamama | May 15, 2013 at 09:41 PM

就活・・・長男普通に100社くらいエントリーしてましたよ
やっぱスマホ無いと勝負できないらしくて大学3年時にスマホ購入
成果があったのか複数の内定もらい4月から社会人してます~

Posted by: PAM | May 15, 2013 at 06:52 PM

桐島。。の人ですね。今予約したらいつ読めるか(・∀・)な

Posted by: セイレーン | May 15, 2013 at 05:27 PM

朝井リョウ、ほとんど息子と変わらないじゃんの年。
読んでいないから本の内容はわからないけど
のんきな息子に対して、高校時代の同級生は
大学入学と同時に就職に有利なことを条件に
サークルを探していました。

Posted by: ジャランこ | May 15, 2013 at 02:47 PM

つかれる本もあるんですね。

Posted by: オサムシ | May 15, 2013 at 06:08 AM

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