ビブリア古書堂の事件手帖4 三上 延
最近のTVドラマの視聴率、厳しいそうですね。
でもまぁバラエティなどと違い「なまもの」でなくて
良い世界。
つい録画して、自分の好きな時間に楽しむ、ってのが
今は主流になっているのではないでしょうか?
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
読了です。
珍しい古書に関係する、特別な相談――
謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は
鎌倉の雪ノ下へ向かう。
その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。
それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を
開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。
そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。
美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を
呈してくるのだが――。
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作品は震災の時の模様から始まっています。
(TVでは軽くしか扱ってないですが)
3.11の時は会社にいましたが、その昔1987年に千葉では
「千葉県東方沖地震」と言うのがありました。
M6.7(震度5)のその地震も結構大きかったです。
その時(12月17日)は高校が早く終り、家の近所まで帰り
駅近くのお店で買物をしていた時でした。
陳列された商品が一斉に落ちてきて、
ドレッシングなどの瓶が割れ、店内はすごい状態。
幸いケガはなく、家に帰り家の食器棚を開けた途端、
皿がすごい勢いで落ちてきて(;^^) いや焦ったっけ。
あ、で何が言いたいかと言うと・・・本屋は大変だろうな、と。
あの分厚い本がなだれ落ちる訳ですよね?
古本屋なんて通路は狭いし、本はすごい積んであるし・・・
頭を保護する、なんてできるんだろうか?と思っちゃいました。
あ、謎解きはね、TVドラマを見た方なら分かると思います。
「初の長編」と言う事で、楽しみにしてたんですが、
う~ん、短編集3作出してからの長編は・・・ちと厳しい(;^^)。
ちょっと中だるみがきついですわ。
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Comments
ビブリア古書堂の事件手帖のドラマ、鎌倉が舞台というところは魅かれるのですが、主役が苦手なので一度も見ませんでした。
Posted by: nanamama | May 12, 2013 at 12:01 AM
ビブリア古書堂 本もTVも見てないです。
Posted by: オサムシ | May 11, 2013 at 07:29 AM
その地震、私も覚えています。
丸の内でOLをしていた時、ビルが揺れて、同期の子が急いでガス栓をしめにいったのに感心した記憶があります。
とっさの時にこういう事に気がつくのはすばらしいなぁ〜と、彼女を尊敬したものでしたよ。
Posted by: mahalobunny | May 11, 2013 at 06:18 AM