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ブルーマーダー 誉田 哲也

「ストロベリーナイト」の姫川玲子が帰って来た!
最新作(シリーズ6作目)の「ブルーマーダー 誉田哲也 」
読了です。


あなた、ブルーマーダーを知ってる?
この街を牛耳っている、怪物のことよ。
姫川玲子。常に彼女とともに捜査にあたっていた菊田和男。
『インビジブルレイン』で玲子とコンビを組んだベテラン刑事下井。
そして、悪徳脱法刑事ガンテツ。
謎めいた連続殺人事件。殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。
******************************************

こちら、前作「インビジブルレイン」の1年後の設定だそうですが、
なんかもっと経っているような感じの始まり方です。
まぁ小説自体が3年ぶりだそうなんで。

「き、菊田~!」と叫んじゃうような気分と
「まぁ、そこが菊田よね」と納得しちゃう気分とが入り混じり
姫川女史の性格もかわらずなかなかよね、とか
(原作とドラマ、やっぱ違う感じなのよね~)
色々な感情が噴出しましたわ。

池袋に異動になった姫川女史。
これが「新宿」でも「六本木」でもないところが苦肉の策、かなぁ。
そこで発生しつつある「非合法団体の不活性化」。
そう、ヤクザも半グレも中国人も鳴りを潜めている、って感じ。
今、何が起きているのか??

なんかね、哀しい話ですよ。
コマのように使われ、タイミングや流れで捨てられる。
そんなの辛いよね、哀しいよね。

そりゃ自分も会社っていう器のコマでしかないけど
んでもって捨てられた事もあるけど(;^^)、
生活はとりあえず保障されてるし、生きてるし。
でも警察と言う器にかかると、生死に関わってきちゃうんだね。
国家権力だし、常に悪と対峙している訳だし・・・。

ブルーマーダーの想いについ同情&共感しそうになっている
自分がいましたわ、はい。
「太く短く」を地で行く生き方は潔いですね。
「インビジブルレイン」で終りになるかなぁ、と思ってたんですが、
やはりこれだけの人気シリーズ、うまく続けましたね。

でも姫川、カッコつけすぎ~、ですけどね(;^^)。
そこまで頑張らなくても良いんじゃないの??って
ちょっと同性からは引かれるキャラですな。
そして、彼らのこれから、姫川班復活への道筋・・・
次が楽しみです! 次はもうちょっと早く刊行して下さいね(^o^)

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Comments

nanapapaは会社の歯車の一つだと思うけれど、コマという表現もありますね。

Posted by: nanamama | March 17, 2013 at 12:03 AM

会社の駒のように感じてしまうのは、会社が社員に敬意を払っているかどうかだと私は思います。
会社のもうけの為だけに働かされていると思わされるような会社だと駒だと思っちゃうのかもしれないかなぁ〜っと。
今回のは無惨な表現とかなかったですか?
それが怖くてこの方の作品読めなくなりました・・・。

Posted by: mahalobunny | March 16, 2013 at 07:22 PM

このシリーズ読んでないのでいまいち
わからないです。すみません。

Posted by: オサムシ | March 16, 2013 at 07:04 AM

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