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逆回りのお散歩 三崎亜紀

朝日新聞で紹介されており、
「ん?新しい本??」と思ったらそうでもないらしい。
図書館で普通に借りられました。

「逆回りのお散歩 三崎亜紀」

読了です。

インターネット上ではじまる、不条理な「戦争」デモ、
炎上、ステルスマーケティング─

市町村合併を巡って、市役所VS反対派の静かな
ゲリラ戦がはじまった。
現代の「見えない戦争」を寓話的に描く、
ヒット作『となり町戦争』に続く系譜の最新作。
*************************************

以前、「となり町戦争」という本を紹介しました。
知らない間にとなり町と戦争が始まっていた。
広報、に「本日の戦死者×名」と出るだけの静かな戦争に
主人公は巻き込まれていく・・・。

公共事業、と言う名目で戦争が起きる、ってすごい。
お役所仕事だけに、きっちり計画通りに進んでいき、
終結は・・・。

今回の本はそこにいたるまでの過程を書いたスピンオフ。
今、現実に起きているかのような状況に背中がゾクッ。
「姿の見えない敵」と言うのは今でもありますよね。
ネットで知った、と原発やTV局デモに集まる人たち、
彼らがどうする訳ではないけど、数の多さ、に世論の
勢いを感じますよね。

でもその数の多さ、に身じろぎしない今の国会。
伊坂氏の本でもありましたけど、国民が何も発言せず、
言われたまま動く国家が一番都合が良い、と。
でも発言しても&自ら動いても動じないその姿は、
ある意味、図々しいな&しぶといな、ってのが感想。

「原発の再稼動」がどうなるんだろうか、とか
最近の震災特集をみていると、なぜ国民投票やらんの?
ってホント思う。

国民、って国家という器のコマなんだなぁ、と実感。

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Comments

お散歩という言葉に反応した私ですが
内容はお散歩ではないのですね。

「原発の再稼動」本当にどうなるんでしょう?
不安です。

Posted by: ジャランこ | March 17, 2013 at 10:19 PM

読んでない本もたまっているけど、次は池井戸潤氏に行こうかな~

Posted by: ツボ | March 17, 2013 at 10:49 AM

原発の再稼動 難しい問題ですので、
おっしゃるとおり、偏った世論調査より
そちらの方がいいのかも。

Posted by: オサムシ | March 17, 2013 at 07:00 AM

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Tracked on May 30, 2013 at 09:55 PM

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