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閉鎖病棟 帚木 蓬生

図書館で本の林を片っ端から眺めていると
思わぬ本とめぐりあいます、と以前書きました。
こちら、表紙絵に惹かれて借りてみました。

閉鎖病棟 帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)

読了です。

発売日: 1997/4/25
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、
家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、
明るく生きようとする患者たち。

その日常を破ったのは、ある殺人事件だった……。
彼を犯行へと駆り立てたものは何か?
その理由を知る者たちは――。

現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。
淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が
絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。
****************************************

ついこの間「永遠の仔」を紹介しました。
そのすぐ後でこれを読んで「つながるなぁ~」って
感慨にふけりましたよ。

「本が本を呼ぶ」じゃないけど、似たような設定に
ちょっとビックリしました。

かなり昔の設定(戦後すぐの話)なんですが、
重い過去、ってのは時代は関係ないんですね。
そして苦しむ人も変わらない。
人間、ってのはいつからでも、いつまででも、
罪深い存在ですのぉ~。

最初は病棟に入院している患者さん数人の紹介。
背景とでも言うんでしょうか。
この病院に来るようになった訳が書かれています。
ここはちょっと退屈;^^)

でも入院してからの彼らはできることをやり、
特異な慣習に沿って生活をしている。
それは隔離ではなく、保護なんだ、と思う。

そして自身の囲いの中から外で出て行こうとする
彼らにとって、世の中は決して住みやすくないけど、
それでも頑張っていこう、と前向きになる姿は
結構ホロッときましたね。

この作者さんの作品はどれもみな、
かなり読み応えがありそうな分厚さ(;^^)。
その内、他の作品を手に取ってみようと思います。

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Comments

お久しぶりです。
久々過ぎてどこの記事にコメすればいいか迷ったのですが 懐かしの作家さんだったのでこちらへ。
えっと「臓器農場」とかどうですか?凄いタイトルでひいた記憶がありますが 今までこういうタイプの本を読んだことがなかったので 色々な意味でショックを受けました。閉鎖病棟よりサスペンス色が強い?ので分厚いけれど読みやすかったです。

Posted by: kovac | March 29, 2013 at 03:56 PM

難しそうなお名前の方ですね。。
免税 どこの国かわからないけれどアムステルダムだとしたら3年前なんです。
ボロボロになって 書いてある文字もよくわからなくて・・そうだ写真を撮っておけばよかったなー
あ 紅茶も賞味期限ですよね へへ・

Posted by: セイレーン | March 24, 2013 at 10:42 PM

タイトルからして重そう(^_^;)
本日、Book Offまでいらない本を売りに言ってきました。
総額12,000円(^_^;)
takoingさんみたいに、図書館をうまく利用できれば、
こんなことにはならないんでしょうが(^_^;)

Posted by: butaneko | March 24, 2013 at 06:56 PM

今日は図書館に行って来ますわ!

Posted by: ツボ | March 24, 2013 at 11:34 AM

かなり重そうな感じだけど、それでも明るく行きて行こうとしているのは読んでみたいかも・・・!?
いや、でも辛そう。

Posted by: mahalobunny | March 24, 2013 at 09:31 AM

精神科病棟 ちょっと つらそうです。

Posted by: オサムシ | March 24, 2013 at 12:49 AM

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