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チルドレン&グラスホッパー 伊坂 幸太郎

ポツリ、ポツリと借りている
伊坂 幸太郎 氏のこちら2作品、
「チルドレン」「グラスホッパー」


読了です。

「チルドレン」
5つの物語がつながったときに見える真実。
信じること、優しいこと、怒ること。
愚直までの想いが報いられた瞬間に見られる、
ばかばかしくも、恰好よい「五つの奇跡」の物語。

「グラスホッパー」
復讐を横取りされた。嘘?」
元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を
目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。

鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も
「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに――
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、
物語は唸りをあげて動き出す。
************************************************

ホント、不思議な作家さんですね、伊坂氏って。
さらりと乾いたような、人をおちょくったような文体(失礼!)で、
結構深い話になったりするんですよね。

「チルドレン」はKYな陣内氏を中心に話が進みます。
この陣内氏、「唯我独尊、至上唯一」みたいな人。
むちゃくちゃではちゃめちゃ。
彼みたいな友人はいらない、と思うような人(;^^)

なのに章毎にスコーンと抜けるような正論が出る。
そう、そうなの、って。
あんたの方が奇麗事言っているだけじゃん、って
いわれているような気がする。

「グラスホッパー」
こちらは設定はめちゃくちゃ(;^^)
どうやったらオチが来るんだろう?まとまるんだろう?
と思うんですが、彼の作品はまとまるんですね~。
ま、現実離れしてますけどね。

伊坂さんの作品は結構悪人が出てきます。
これがまたひどい悪人でね~。
以前の「アヒルと鴨の・・・」に出てきた若者もひどかったし。
で、そういう人たちに手も足も出ない普通の人がいて
でもどうにかしようとあがくと助けてくれる人がいて・・。

世の中捨てたもんじゃないなぁ、って気になります。
少しは良いことあるんだなぁ、って気になります。

ただ問題は・・・
みんな同じような話に思えてきて記憶に残らない事(;^^)。

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Comments

そうかー 同じような・・なんですか。。

Posted by: セイレーン | January 20, 2013 at 09:06 PM

伊坂さんはすごく好きな作家さんなんですが・・・
確かにみんな似たような話で記憶に残らないものが多いですね・・

Posted by: PAM | January 20, 2013 at 07:06 PM

グラスホッパーは気になっていた作品です。
こういうストーリーなんですね。
この方の作品、ラッシュライフでちょっとめげていました・・・。

Posted by: mahalobunny | January 20, 2013 at 07:03 PM

最近 ひさびさに読書しました。
とあるところへの移動中に
紙媒体で買った本をスキャナしておいたものです。
あの金子哲雄氏の最後の本です。

Posted by: オサムシ | January 20, 2013 at 01:14 AM

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