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光媒の花 道尾 秀介

昨日は普通に起きて、2時間の雪かき・・・_| ̄|○
我が家の辺りは山が多いせいか、寒帯なんですよね。
もっと遠方から通勤している同期が言うにゃ、
「××駅(私の最寄り駅)と●●駅(1つ千葉から遠い駅)が
一番雪がすごかったよ」だって。

重役出勤して、1時間残業して帰ってきたら・・・
まだ真っ白でやんの・・・(;^^)。
根雪になるんじゃないか、とドキドキしています(^o^)。

でも会社のある浦安市も結構すごかった。
我が家より先に雪になったので、その分すごいみたい。
駅前のロータリーなんか、歩く場所だけ雪かきしてある・・・。
海近いからかなぁ~と(風、いつも強いんですよ)。

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カラスの親指」の記憶が新しい道尾 秀介氏の作品、
「光媒の花 」


読了です。

(隠れ鬼)
印章店を細々と営み、認知症の母と二人、
静かな生活を送る中年男性。

ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように
無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、
「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。
三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?

(虫送り)
共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、
虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、
ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。

(冬の蝶)
20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、
悲しい嘘をつき続けていた。
彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、
「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。

大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、
絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。
********************************************

短編の連作です。6編の短編を経て、
最後に印章店に戻ってくる、と言う感じ。

いやぁ、前回紹介した本と同様に「生き抜く辛さ」を
堪能させてくれる作品です。

どこで道が曲がってしまったのか?
いや自分が寄り道してるだけ??
昨日と変わらない今日だったはずなのに、気付いたら
違う日常の中生きている・・・
迷い、立ち止まり、けど後ろから押されて、戻る事もなく
袋小路に入り込んで・・・ って途方にくれますな、はい。

それでも「これもまた人生なり」と言われたかのような
希望を見出す最後に小さなほっとした感動を味わえる本です。

そうだよなぁ、迷っても止まっても押されても
自分が選んだ道、と思って進んでいけばいつかは
小さなほっ、が味わえるんだろうな、きっと。
その道中はしんどいけどね。

勢いで読めちゃう本です。
彼の作品はこういうのが多くて・・・集中しすぎて
頭痛くなる位です(;^^)。

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Comments

wao~
まだ雪があるんですね!!
こちらは完全に平常に戻りました

Posted by: PAM | January 17, 2013 at 05:27 PM

雪 すごかったですよね。 千葉で雪って聞くと変な感じです。

Posted by: セイレーン | January 16, 2013 at 09:16 PM

これからは、つるんとすべらないように気を付けないとね

Posted by: ツボ | January 16, 2013 at 09:03 PM

雪の中の出勤、お疲れさまでした。
無事で良かったですね。

有栖川有栖氏に手をつけていないとは以外でした。
今回、いっぱい日本から仕入れてきました!

Posted by: mahalobunny | January 16, 2013 at 09:34 AM

雪かき 大変ですね。
私の県の北でしたらそれこそ北陸に近いので
大雪ですが、こちらは京都に近いので
全然雪ないです。

Posted by: オサムシ | January 16, 2013 at 06:48 AM

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