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アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂 幸太郎

今さら~な感が強いんですが、
文庫本があったので図書館で借りてみました。
(やはりハードカバーは重し;^^))

アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂 幸太郎


読了です。

【第25回吉川英治文学新人賞受賞】
「一緒に本屋を襲わないか」大学入学のため
引越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から
書店強盗を持ち掛けられた僕。
標的は、たった一冊の広辞苑

*****************************************

伊坂氏にありがちな「過去と現在パート」が交互に出てくる
形式で話が進んでいきます。

「現在パート」が↑の部分、
「過去パート(2年前)」はペット店店員の女性が主人公。
恋人ドルジ(ブータン出身)とペットショップからいなくなった
犬を探している途中、最近多発している、ペット殺しの
犯人らしき3人組と遭遇、定期入れを落とした事から
彼らにつけねらわれる・・・

伊坂氏の本では「訳が分からなくても最後にはすっきりする」
と言うお約束があるので、わけが分からないまま読み進め、
最後に「あぁ~!!(^-^)//""ぱちぱち 」って感じでした。

それでも「何も悪い事をしていないはずの女性」が
被害者になり、「何も悪い事をしていないはずの動物」が
犠牲になる、と言う設定は何となく納得できなかったな。

本屋襲撃の謎が明らかになり「因果応報」と言う言葉が
ぴったりくるだけに違和感を感じてしまったわ。
だって、「因果応報」だったら、女性や動物の死は・・・って
思っちゃうんですよね。

ドルジの出身であるブータンの人々の考え方や想いが
良く書かれていただけに残念かなぁ、と。

そういえば小学校の先生(だったかな?)に「俺はブータン国
出身だ」と言う先生がいたんですよね~。
太っている事からそう言ってたらしいですが(;^^)、
色々詳しくて、地球儀に記された小さな国に思いをはせた事を
思い出しました。

彼の作品は文章は読みやすいので好きなんですが、
途中で栞を挟むと一気に忘れてしまう(;^^)のが難点。
彼の作品は一気読みに限る!ですな。

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Comments

「訳が分からなくても最後にはすっきりする」って
私は、ダメかな?
我慢しで、読んでられません。
「途中で栞を挟むと一気に忘れてしまう」って
私の場合はで途中で電車の中で寝ちゃうから無理!

Posted by: ジャランこ | December 30, 2012 at 09:53 PM

ドルジ と聞くと 朝青龍 を思い出します。

Posted by: オサムシ | December 30, 2012 at 08:28 AM

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