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ホテル・ピーベリー 近藤 史恵

こちらはなんで知ったか分からないですが、
「読みたい本リスト」に入っていた本です。
近藤史恵著 「ホテル・ピーベリー」
 読了です。

不祥事で若くして教師の職を追われ、
抜け殻のようになっていた木崎淳平は、
友人のすすめでハワイ島にやってきた。

友人に勧められた宿泊先は「ホテル・ピーベリー」。
なぜか“滞在できるのは一度きり。リピーターはなし”と
いうルールがあるという。

日本人オーナーのこの宿は滞在者も日本人旅行者が多く、
木崎は木崎と同じ便で来た若い女性とともに
3ヶ月の滞在を開始する。

表情豊かなハワイ島で、まるで熱がいつまでも醒めないかの如く、
現実とも思えない事態が立て続けに起こる。
特異すぎる非日常。愛情、苦しみ、喜び、嫉妬―
人間味豊かな、活力ある感情を淳平は再び取り戻していくが…。

******************************************

図書館で本を探していて困るのが、
「ハードカバーにはあらすじがない」と言うこと。
場所や本によっては新聞や雑誌の書籍紹介を切り貼りし、
あらすじを紹介してくれたりしますが、これにはない。
(しかもどこでこの本を知ったのかわからないし;^^)

おかげで読み勧めていく内に展開があれ?あれ?となり
「そういう本なら最初に言ってよぉ~」と思う羽目に・・・。
(まぁ最初に教えられてもどうしようもないんですが)

世界には13もの気候があるんですね。
 ※注・・・ケッペン氏の13種類の気候区

ステップ気候 砂漠気候 ツンドラ気候 氷雪気候
熱帯雨林気候 熱帯モンスーン気候 サバナ気候
湿潤大陸性気候 亜寒帯気候 地中海性気候
温帯夏雨気候 温暖湿潤気候 西洋海岸性気候

んでハワイ島はこの13種類のうち11種類も存在するそうな。
(砂漠気候と氷雪気候がないんだって。)
 ※注・・・サイトによっては12種類も存在する、とあったり、
      気候区分22種類中21種類がある、とあったりして
      真実は検証してません。

で、内容はあまり教えられないんですが、なんとなく
グッ、と来るフレーズが幾つかあったので、ご紹介。

「はじめから終りがわかっている関係は、
触れている最中ですら切ないのだと」

「普通のコーヒーは2つ一緒に同じ莢(さや)の中に入ってる
ピーベリーは莢の中の部屋に1つしか入っていない。
ひとりぼっちでかわいそう。」

文章の流れで読んでいて、なぜか引っかかり、
少し手前に戻ってもう一度読んでみる、そんな事ないです?
大抵は違和感だったり、「謎解き落ち」だったりするんですが、
これはなぜか訳もなくグッと来たんですよね~。

昨今の本にありがちで、さらっと読めちゃいます。
なんとなくハワイの気候と言うか気分に合わないなぁ、と
思いつつその不安定感に逆に惹きつけられます。
でもまぁこの作家さんの本は・・・・優先順位低し、かな。
悪い本ではないんですけどね(;^^)。

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Comments

リピーターはお断りとか面白い設定なんでけれどね。
なんでしょうね連載をしていたから最後まとめに入っちゃったのでしょうか。と推測しています。

Posted by: セイレーン | November 09, 2013 at 10:53 PM

さらっと読めちゃう本が増えている…今の作家さんの薄さが表現されているようですね(苦笑)
私は一部の作家さんのものばかり読む方なので、キャパが狭いのです。

Posted by: 麻能 | October 02, 2012 at 08:43 PM

少し手前に戻ってもう一度読んでみる、そんな事よくあります。

なので1冊読むのに凄く時間がかかります。(^^;)

Posted by: nanamama | October 02, 2012 at 06:19 PM

東京ディズニーランド&シーから帰ってきてます(笑)
すっごく楽しかったです♪

あらすじが書いてないと読まないです(^-^;

Posted by: ジャズ | October 02, 2012 at 11:33 AM

気候区 昔 覚えましたが、
今の日本はどこにあたるのか。
10月で東京30度ごえ
まだまだ暑いですね。

Posted by: オサムシ | October 02, 2012 at 06:42 AM

合う合わないってありますよねえ〜。
で、明日からアメリカ本土からハワイに行きます。数日ハワイでその後日本へ。そして春までハワイ滞在です。

マックに剥製(キッチンにあるのではなく、客席のソーダファウンテンの上にいました)よりも日本の猫カフェの方が理解出来ない私です・・・。

Posted by: mahalobunny | October 02, 2012 at 05:18 AM

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