英雄の書 宮部みゆき
新聞で連載している小説、って皆さん読みますか?
私は無理なんですぅ(;^^)。
気付くと3,4日が過ぎていて、しかもなくなってて(;^^)
(新聞は色々使い道があるからね~)
毎週日曜日の連載、くらいなら十分追いつけるけど
(東野圭吾氏の『手紙』や石田衣良氏の『チッチと子』等)
毎日連載、ってのはね。
こちら宮部みゆき氏も連載スタート後、しばらくは頑張った。
で、挫折した(;^^)。
で、文庫本になったので購入!
森崎友理子は小学五年生。
ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪する
という事件が起きた。
兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。
「君のお兄さんは、“英雄”に憑かれてしまった」。
大叔父の別荘から兄が持ち出した赤い本が囁いた。
『エルムの書』に触れ、最後の器になってしまった、と。
友理子は兄を救い出すべく、英雄が封印されていた
“無名の地”へと旅立った。
友理子は“印を戴く者”ユーリとなり、
額の印に魔力を授かって無名の地から帰還した。
兄を探して、彼女が次に向ったのは『エルムの書』発祥の地
ヘイトランドだった。
従者として連れ帰った無名僧ソラ、
魔法でネズミに化身した赤い本アジュ、
謎の“狼”アッシュも同行するが、
旅先では幾つもの試練が待ち受けていた――。
苛酷な冒険の果て、ユーリが知らされる
驚愕の真実と本当の使命とは?
*********************************************
ゲーマーとしても有名な宮部さんらしい作品です。
新聞連載時もこうやって読者を煙に巻いたのかなぁ(;^^)。
クライマックスまでは一気に引き込まれました。
本とは、言葉とは何か?そこから始まります。
こうやって考えると言葉、ってすごいです。
言葉が人を捕らえる魅力と言いますか・・・。
そして最後。「えぇ~、これで終り?!」って
私が期待したのとは違う終わり方になってしまい、
ちょっと残念。
こういう設定の本は嫌いじゃないけど、
最近の宮部さんんは「時代劇」の方が好き。
でも最新作の「ソロモンの偽証」
はちょっと(いやかなり)興味がありますね~。
でも彼女の本はどうせ購入するので、
文庫になるまで我慢の予定(;^^)。
待ち遠しいです。
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Comments
新聞の連載、昔はまってて読んだことあります。
でも一回逃してしまったりすると読む気がなくなるんですよね(^_^;)
Posted by: もも | September 29, 2012 at 11:49 PM
新聞の・・中学生のころ読んだ覚えがあります。
毎日わくわくするものがありました。
・・でも 題名も覚えていないのですが ^^;
Posted by: セイレーン | September 29, 2012 at 10:43 PM
那須高原旅行から戻りました。
留守中もご訪問&コメント、ありがとうございました。
結構寒かったですが、台風の被害もなく、到着時にちょっと小雨が降ったくらいですみました。
凄く楽しかったので、また行くかも…です。
Posted by: 麻能 | September 29, 2012 at 09:26 PM
nanagonは毎日読んでいるみたいだけど、nanamamaは読んでないです。
Posted by: nanamama | September 29, 2012 at 08:40 PM
私は一気に読みたい方なので、たぶん新聞の小説は無理だと思います。
これ面白そうですね。新作もおもしろそう!
Posted by: mahalobunny | September 29, 2012 at 02:16 PM
私も新聞の小説は時間なくて無理です。
Posted by: オサムシ | September 29, 2012 at 08:29 AM