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駅神&駅神ふたたび 図子 慧

図書館で、本の海を漂ってみる。
ふと、気付く。誰かが呼んでる・・・。

って感じで見つけたこちらの
「駅神 図子 慧」
「駅神 ふたたび 図子 慧」
 読了です。

雨の日、気まぐれに駅のホームに現われて
「易」を立てるという謎の老人、ヨンバンセン。

四番線に現れるというが、実は「京成金町線」は
「高砂駅」の4番線から発車し、「柴又」「金町」の
たったの3駅(2.5km)を4両編成の電車が
行ったり来たりしており、老人はその電車に
乗っている訳だ。

ふとした偶然からその存在が知られることになり、
彼の助言をもとめて駅を訪れる人々。
易とは何なのか?
その結果によって悩める人々は救われるのか?

*****************************************

いやいや、長年関東に住んでおり「金町」と言う
地名も「高砂」「柴又」も存じ上げておりますが、
まさか「たったの3駅しかないローカル線」とは・・。
都内にあるんですね、そういう場所。「阪急電車」かい?!

Kanema

で、この本のキーワード「易」。
古代中国の占筮(せんぜい=細い竹)を使用する占い
の事。
その昔、街角でこれをジャラジャラといじっている
ヒゲのおじさん(+和服を着ている)、いましたよね?

そして「八卦見」と言うもの。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」のあの八卦です。
話には聞くけど、どんなものか?全然知らなかったけど
そして、未だによく分からないけど(;^^)、

作品中に「平成天皇即位の際の大嘗祭(神様に捧げる
その年の新穀を収穫する)用の田んぼを決める時に
小笠原産のウミガメの甲羅を焼いて場所を決めた」
とか書かれていると不思議なものを感じます。

さてこの「ヨンバンセン」氏。占いの結果(卦)を口下手なのか
あまり詳しく説明をしてくれません。
そのために「易」を勉強している方たちがあれこれ吟じて
くれるんですね。

占い、って時代が変わり、形は変わってもすたれないモノの
ひとつですよね。
当たる、当たらないに右往左往する人、
一切信じない、と言いつつ何かあるとちょっと気になる人、
人それぞれの受け取り方は違いますが、
占いの結果を信じて実現するよう自分でも努力する、
つまり結果ではなく、過程が大事なのだ、と書いています。

意外と面白かったです(^o^)。
1巻より「ふたたび」の2巻目の方が書き方も分かりやすく
八卦の記号などは相変わらず意味不明なんですが、
卦がす~っとしみこんでくる感じでした。

んでもって、ちょっと習ってみたくなりました(^o^)。

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Comments

住んでいるひとにとっては 電車があるのはありがたいですよね。。

Posted by: セイレーン | September 14, 2012 at 10:52 PM

駅という言葉に敏感に反応する鉄子です。
占いって普段は信じていないくせに
困ったときは頼りたくなります。

Posted by: ジャランこ | September 14, 2012 at 10:08 PM

阪急電車はもうちょっと沢山の駅がありますよ!(今津線に実家あります。)
習ったらみてください。楽しみにしています。

Posted by: mahalobunny | September 14, 2012 at 06:51 AM

実は 先週 そのローカル3駅 全て 降りて
来ました。そのレポは後日にて

Posted by: オサムシ | September 14, 2012 at 06:41 AM

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