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真夜中のパン屋さん1&2 大沼紀子

ようやく「新盆」も終わります~。
いやしんどい。早朝から暑い中、あれこれと。
「古いものを大事に」と言えば聞こえは良いですが、
良い事ばかりじゃないです~。
故人を偲ぶ、のに方法は関係ないじゃん、って
思うんですけどね・・・。

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最近の文庫本というのはおしゃれな表紙絵だなぁ、と
本屋で見る度に思います。
んで、表紙絵だけ見て「あ、若者向きの本ね。
私じゃ無理」と勝手に思い込んでます(;^^)。

そんなこちらの本「真夜中のパン屋さん」
   読了です。

都会の片隅に、真夜中にだけオープンする
不思議なパン屋さんがあった。
あたたかい食卓がなくても、パンは誰にでも平等に美味しい。

謎多き笑顔のオーナー・暮林と、
口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、
パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる……。

夜の街を徘徊する小学生、ワケありなオカマ、
ひきこもりの脚本家。
夜な夜な都会のはぐれ者たちが集まり、
次々と困った事件を巻き起こすのだった・・・
そして第2巻では「美人で怪しい”恋泥棒”」がもたらす
甘くほろ苦い事件・・・。
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「私の母はカッコウみたい」、と友達に言われた女子高生。
母はカッコウのように私を他人に托すのだ。
今回托された先はパン屋さん。
ところが托された人は半年前に亡くなっていた・・・。

いやぁ、暗い!暗いっすよ!!
表紙絵の呑気な感じとは裏腹で、妙に重い。
軽いタッチで重い話を書くのって、難しいですよね。
いや、軽いタッチはこの人の筆力か??
ってうがった見方をしてしまうような作品です。

自分が若い頃(あ”~こう言っちゃう自分がイヤ)は、
ここまで乱れてなかったよなぁ、の中学・高校時代。
まぁ暴走族に校内暴力全盛期、でしたので、
中にはそういう世界の方もいましたが、
田舎モノの自分はのほほ~ん、と過ごしてましたっけ。

それに比べると、まぁホントすごい。
今の若者、って大変な時代を生きているんですね。

「バブル時代を知らない若者は可哀想」と
TVなどでも言われていますが、先が見えない、
未来が見えない時代を生きるのは確かに大変そう。

そういう意味では「今を書いている」本なんでしょうが、
私には「現実を感じられない」本になってしまった~。
それでもシリーズの今後をとりあえず待ちますかね。


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Comments

真夜中だけにオープンというのは なんかわかる気がしますが・・そうですか・・暗いんですか・・

Posted by: セイレーン | August 15, 2012 at 07:53 PM

最近の表紙絵、あまり見ないようにしています。
なんだか固定概念が出来てしまって・・・。

Posted by: nanamama | August 15, 2012 at 06:13 PM

確かに、表紙で騙される本ってあるかも!?

Posted by: mahalobunny | August 15, 2012 at 07:32 AM

タイトル見てパン食べたくなりました(笑)。

Posted by: オサムシ | August 15, 2012 at 07:03 AM

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