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小説あります 門井慶喜

以前こんな本を読みました。
おさがしの本は 門井慶喜

 この続編と言うかなんというか、の
 「小説あります」 読了です。

昨今の自治体の財政難が影響し、廃館が決定した
N市立文学館。文学館に嘱託として勤めていた老松郁太は、
館の存続をかけて、文学館の展示の中心的作家、
「徳丸敬生」の晩年の謎を解こうと考える。
30年前に手紙を残し失踪&行方不明となった作家の謎は
とけるのか?

そんな郁太を家業たる実業の世界に呼び戻そうとする
弟「勇次」。
しょせん小説なんてお話じゃないか。絵空事じゃないか。
そもそも小説に夢中になる訳が分からない。
数ある本(経済の概説書や料理のレシピ集等)の中でも
いちばん役に立たない(=不要不急)の小説のどこが?!

兄貴は文章を読んだり書いたりする。私は書類や口頭で
指示を与える(※弟は家業「老松商事」の社長)。
言葉は2人に共通した最強の通常兵器だ。
この兵器(=言葉)でケンカをしよう。
『人はなぜ小説を読むのか』 
言い換えれば
『小説は私たちの人生の為に何の役にたつのか?」

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Amazonでは「姉妹編」となってましたね。
前作で主人公だった「和久山」さんが、市の総務課
企画グループ所属で出演はなさってます。
「図書館必要論」の数年後が舞台になりますね。

前作では結構好きだった「和久山さん」。
今作では「ちょっと役人っぽくない?」って感じで
あまり良い印象ではなかったです。

かと言って、作中では有名かもしれない作者1人の
謎で、ここまで引っ張るかなぁ?って疑問もあり、
兄弟ケンカもすっきりしないし・・・・。

で、上の問い「人はなぜ小説を読むのか」の
答えだけが知りたくて最後まで読んだようなものです。
答えを聞いて「あぁ、なるほど。うまい事いうな」とは
思いましたが、それだけの為に最後まで読むのは
ちょっとシンドかったですわぁ。

期待してただけに残念、です。



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Comments

そうか…この本はラスト50ページも読めばOKというわけですね(笑)
期待した分残念って、本を読んだ後に労力が勿体なかった気がしちゃいます。

Posted by: 麻能 | July 22, 2012 at 10:47 PM

期待しちゃいますよね。
私は面白くないと最後まで読まず投げ出します(笑)

Posted by: ジャズ | July 22, 2012 at 01:50 PM

期待した分 残念でしたね。

Posted by: オサムシ | July 22, 2012 at 08:43 AM

nanamamaだと途中飛ばして最後だけ読んでしまいそうです。(^^;)

Posted by: nanamama | July 22, 2012 at 12:08 AM

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