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ネクロポリス(上)(下) 恩田陸

多作な恩田氏だけに「読みたい本」リストに
たくさん名前があって嬉しいです。
(相性がよければ、の話だけどね)

「ネクロポリス(上)(下) 恩田陸」 
   読了です。

英国と日本の文化が融合した世界「V.ファー」の
「アナザーヒル」では、死者と交流する「ヒガン」と
呼ばれる行事が毎年行われている。

「V.ファー」で連続殺人事件が発生した年、
聖地である「アナザーヒル」でも事件が起きる。
犯人探しが進むなか、不思議な風習に彩られた
「アナザーヒル」が変質し始める――。

====================================

「V.ファー」と言う世界は英国と日本が混ざったもので、
「ヒガン(彼岸)」と言う行事があり、「鳥居」がある。
東大の学生ジュンは遠い親戚のつながりで、
初めて「ヒガン」に参加する。
舟でしか向かえない「アナザーヒル」、
ここでは死者が実者として存在するが、
その存在をありのままとして受け止めなければならない。

到着直前の鳥居で発見された死体。
ヒガンの時期に警察の介入を阻止したい人々は
「ラインマン」の逗留を許し、内部で犯人探しを始める。

いやいや、これは設定が引き込まれましたね~。
「ヒガン」と言う行事がこんな展開するんか?!と。
そして英国の風習の中に息づく日本の風習。

最初はね、ちょっとこの世界観に入るまで時間がかかった。
文庫本で最初の30ページ位。
でもその後は「犯人はだれ??謎解きはどうなるの??」と
わくわくドキドキしながらすごい集中して読んじゃいました。
こういう処、恩田先生、すごいな、って思う。

ところが最後のクライマックスの謎解き。

お~~~~~~~~~い!!

って感じ。え?それで終り?マジ??ってね。

すっごい不完全燃焼ですわぁ。
ここまで最後が食い違う、ってどうなんだろ?
もう彼女の作品は読むな、って事??
いやでもね、最初~途中は面白いのよ。
だからつい手に取っちゃうんだけどね。
最後の裏切られ感が・・・。

なんか哀しいっす。

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Comments

ちょうどナローボートのTV番組を見た時だったので 最初の所は面白かったです。あやしい双子の登場でちょっとねぇ・・な気がしました。
私は最後いい加減に読んでしまった本です。

Posted by: セイレーン | November 27, 2012 at 10:26 PM

じゃあ 恩田さんの作品は何がお薦めなのでしょうか^^;
「ICO」やっぱり描写の美しさがすごいですよね・・って プロに向かっていう言葉じゃないですけれど
音楽って 音がすべてを語っているから文字は余計っていう面があるんですよね

Posted by: セイレーン | July 09, 2012 at 09:37 PM

最後が・・・って本一番苦手です。
これはnanamamaリストから削除しておかねば。

Posted by: nanamama | July 07, 2012 at 11:59 PM

私が借りてきたのは『明日の世界』です。
まだ手つかず(^_^;)
推理小説で竜頭蛇尾だと引きますよねぇ・・・

Posted by: butaneko | July 07, 2012 at 11:04 PM

この本、手に取らないようにします。
不完全燃焼は嫌~!
終わりよければ…って言いますが、終わり悪いと全て悪かった印象になりそうです。

Posted by: 麻能 | July 07, 2012 at 10:57 PM

せっかく引き込まれて読んでいたのに
最後に不完全燃焼は寂しいですね。

英国と日本が混ざったって理解できないけど
どんな世界なんだろう?

Posted by: akiko21 | July 07, 2012 at 04:25 PM

不完全燃焼はいやですね。

Posted by: オサムシ | July 07, 2012 at 08:24 AM

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