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ドミノ&三月は深き紅の淵を 恩田陸

先日読んだ「六番目の小夜子」から彼女
(そう、恩田陸さんは女性なのです)の作品を
幾つか読んでみました。

  「ドミノ」     「三月は深き紅の淵を」
 読了です。

「ドミノ」
一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。
下剤を盛られた子役の麻里花。
推理力を競い合う大学生。
別れを画策する青年実業家・・・。

昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違う
その一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!Oh,My God!
怪しい奴らがもつれあい、東京駅は大パニック!

「三月は深き紅の淵を」
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社会長の別宅に
二泊三日の招待を受けた。
彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、
その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない
稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。
その本はたった一人にたった一晩だけ貸すことが許されている・・。

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恩田さんの本、結構好きかな、と思うんですが、
なぜか最後が肩透かし、ってのが多くって・・・。
それを恩田さんは「三月は~」の中でこう書いています。

「私は『よくできた話』に惹かれる。
なぜ人間は『よくできた話』に感銘を受けるのか?
収まるべきところに全てが収まったという快感である。
『よくできた話』を聞き終わるとその話をずっと昔から
知っていたような錯覚を覚えるのはなぜだろう。
おそらく人間には何種類もの物語がインプットされており、
それと一致すると「ビンゴ!」状態になる。
(※内容は要旨しています)

この論で行くと、彼女の作品は私にとって、
途中まではすごく夢中になるのに
最後の最後でビンゴにならずにゲーム終了になっちゃう・・・
そんな相性なのかもしれません。

ダブルリーチ、トリプルリーチを迎えたまま、景品がなくなり
ゲームが終わる。
何回かに1回は「ビンゴ!」となるんだけど、
もらった景品が「え~っと;^^)」と思うようなものだったりする、
それってすっごいストレスじゃないです?(;^^)

いつか「収まるべきところに全てが収まった快感」を
彼女の作品から得る事ができるのかなぁ??
もう少し何作か読んでみたいとは思います。

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Comments

takoingさんのご紹介で気になっていた麒麟の翼は
いつまで待っても順番が回ってこないので
本買っちゃいました。

七福神めぐり行きたくなりました。

Posted by: akiko21 | May 02, 2012 at 10:46 PM

たまにはゆっくり休んで 本 読みたいですね。

Posted by: オサムシ | May 02, 2012 at 06:38 AM

私も消化不良気味の作品は苦手ですね・・・。

ATMですが、ハワイの銀行ではATMを使う事はまずないですね。でも本土ではいつも使っています。
今回は、本土にある銀行がハワイになく、ATMを使うしか選択肢がなかった・・・。
それもよその銀行のATMを借りているような状態・・・。
日本から振替したらかなり手数料かかっちゃうんですよね。
もっと国際間の金銭取引が簡単になるといいんですが・・・。

Posted by: mahalobunny | May 02, 2012 at 12:17 AM

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