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図書準備室 田中慎弥

さぁ、あの有名な「田中慎弥」氏のデビュー作、
「冷たい水の羊」が収録された「図書準備室」
 読了です。

「あのう、すみません。すみませんていうのは
働かないとかやりたいことがないとかっていうことに
ついてじゃなくて、いま私がこうやって喋らせて
もらってることに関してで。…
ええとつまり、働く気はないけど喋る気はあるっていうことです」

父を早く亡くし、母に酒をのませてもらい金を無心して
生きている「私」。
祖父の三回忌で伯母に「そろそろ働いたら?」と問われ、
明かされはじめた過去・・・。

「冷たい水の羊」
第37回(2005年)新潮新人賞受賞。
中学生のいじめについて、の話。
いじめられッ子が主人公だが、彼の思考は、
「いじめられてる、と意識しなければ、いじめという事実はない」
と言うもの。
だから、「いじめられてるのでは?」と担任に相談した
女子中学生を逆に恨み、殺意を抱く・・・。

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いやぁ、しんどいっす!
最初の「図書準備室」は「え?え??」と思う展開。
主人公「私」はひたすら「戯言」(そう戯言としか思えない)
話をひたすらしていく・・・。
息を継ぐ間もなく、ひたすら次へ次へと読んでいくだけ。
そこに何か、は見出せませんでした・・・_| ̄|○

そして、「冷たい~」もしんどかった~。
「いじめ」をひたすら、ひたすら書かれるのは息苦しい。
しかも、いじめっ子を恨むのではなく、片思いをしていた、
彼を心配してくれる人を恨む、という・・・

なんかねじくれてるよぉ~!!(;^^)。
この世界に没頭できるならすごく楽しめるかも、だけど
私は没頭できませんでした・・・。
受賞作品、はどうだろ?? 
読みたいような読みたくないような・・・複雑な気分

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Comments

随分とご無沙汰しました。
今日からまた復活するので宜しくお願いいたします。

まだまだ読書をする余裕がないnanamamaです。

Posted by: nanamama | April 08, 2012 at 11:39 PM

いつもながらの読書量 すごいです。

Posted by: オサムシ | April 08, 2012 at 09:29 AM

重そうですね。
かなり精神的に「やれる!」って時でないとムリかなぁ〜。
でも、いろんな部門を読むって良いですよね。

家の母も喉の手術をした時やはり同じ理由で横に切りましたよ。みなさんそうなんですね。

Posted by: mahalobunny | April 08, 2012 at 09:03 AM

私を含め多くの人は、
彼に対しては作品よりあの会見の田中慎弥が
記憶に残ってしまいますよね。
作品はそんな感じなのですね。
ちょっと無理かなと思う反面読んでみたい気もします。

Posted by: akiko21 | April 08, 2012 at 07:31 AM

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