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ストーリーセラー 有川浩

「面白い話、売ります」の
「ストーリーセラー 有川浩」を読みました。


このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。
小説家の彼女と、彼女を支える夫を突然襲った、
あまりにも過酷な運命。
極限の選択を求められた彼女は、今まで最高の読者
でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた――。

彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。
極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者
でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―。

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上の2文章、微妙に言い回しが違うの分かります??
Side:A 夫から妻への想い
Side:B 妻から夫への想い
がつまった作品です。

なんかね~「魂を削る」って言葉がピンと来るかな?
「書くという事」と「読むという事」。
「書き手」と「読み手」がいて、「本」と言うものの存在価値がある。
で、「書き手」は「読み手」にもなれるけど、
「読み手」は「書き手」になれないんですよね~。

本作中に、
「ずっと本読んできたから、読むのが好きだったから、
一度書いてみた事がある。でも全然書けなかった、
学校の作文以下で」
と言うくだりがあります。

はい、私もです(^o^)丿 私も書いたことあります。
でも、頭で思い浮かんだことを書くのってこんなに大変?!
って言う位、苦痛な作業に成り果てました。
挙句にできあがった作品はどっかの2番煎じみたいで、
面白い、とも思えなかったんですよね・・・。

で、この作品は「書き手」と「読み手」が互いの情熱、
魂をぶつけあって&削りあって、「書く」という事、
「読む」という事について綴っていく・・・
その迫力たるや、正座、ですよ、正座(;^^)。
決してだらけて読めないです。

あれよ、あれ。
新井素子さんのおしまいの日 (新潮文庫) を思い出した。
あれもかなり突拍子もない作品だったよなぁ~。
(知っている方、います?いないかなぁ)
主人公の日記がね、怖いのよ~(;^^)。
彼女の心情を表しているんだけど、まさにこの本も!
過去にあれ読んでおいて良かったわ~。

最後の1文、
「あたしは、この物語を売って逆夢を起こしに行くのだから」

・・・鳥肌立ちましたわ。
この作品を読んだ後でこの1文を見ると・・・。
どこまでが真実?? 読んだ方感想をぜひ♪

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Comments

こんにちは。同じ本の感想記事を
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お気軽にどうぞ。

Posted by: 藍色 | June 08, 2012 at 04:46 PM

新井素子さん読んだはずですが もう忘れています^^;
今 宮部みゆきさんの「クロスファイヤ」を読んでいます。

Posted by: セイレーン | January 08, 2012 at 11:32 PM

魂を削るかぁ~
nanamamaは生き急いでいるとよく言われます。

Posted by: nanamama | January 08, 2012 at 10:42 PM

魂を削る 厳しいですね。

Posted by: オサムシ | January 08, 2012 at 09:39 PM

ずいぶんと有川さんにはまられたのですね。
私が全冊読む勢いではまったのは、
東野圭吾さんくらいd('-'*)?
一時期の田中芳樹とか。

Posted by: butaneko | January 08, 2012 at 09:29 PM

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