« 『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』 | Main | ハワイ旅行記1010 マヌヘアリィ »

渚にて

さて、今日も旅行記はお休みして、
図書館で借りた本をご紹介。「渚にて」です。


これは赤川さんのエッセイだったかな?で
映画を絶賛しており、昔から興味があったんです。

が、図書館の文庫本って探しにくくて放置してたのを
「蝿の王」を借りるついでに借りてみました。

========================================
第三次世界大戦が勃発し、大量核爆発が起きた。
ここオーストラリアがある南半球は今はまだ無事だったが、
放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。
そして放射性物質は確実に南下しており人類絶滅の時は
容赦なく迫る。
そんな中、合衆国から断片的なモールス信号が届く。
生存者がいるのだろうか?―
一縷の希望はあるのだろうか?-

1957年発表、とかなり昔の作品と言う事で、
「古典」といわれる分野の位置づけになりそうですが、
話の中身は現代でも十分ありえる設定です。

核戦争の始まりとなる原因は「ソ連による中国侵攻」。
永久凍土の多いソ連が上海を輸出の拠点にすべく
中国はソ連の工業生産を遅らせ産業を占拠すべく
始まった第三次世界大戦な訳です。

今はソ連や北朝鮮と中国は微妙な良いバランスを取っているし、
日本にちょっかい出してきても日本は及び腰だし( ̄‥ ̄)=3 フン
核戦争まで発展しなそうな世界情勢ですが、
中東諸国とアメリカの問題など、どこでどう転がるか分からない。

50年以上前にこんな作品が発表されて、「人類最後の日」
なんて警告までされているのに、進歩しないのが人間。
一回、馬や自転車で移動しなくちゃいけない生活に戻ってみれば
いいのよ。
生きることだけに一生懸命だった昔、にね。

死へのカウントダウンを迎える中、人々が取る行動に
思わず納得し、感動し、涙しました。
宗教には縁のない無心論者ですが、症状がひどくなる前に
薬局でもらえる薬を飲むのは神への背徳行為か?
幼きわが子を手にかけるのは殺人か?
最後まで生き延びる可能性が高いいきものが「うさぎ」と
聞いて人間とはかくも弱いいきものなのか・・・。

あ、この作品、映画化も2度ほどされており、
赤川氏は古い方を絶賛しておりましたが、
ラッセル・クロウでTV映画化もされているそうです。
お時間あったらどうぞ。

  

|

« 『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』 | Main | ハワイ旅行記1010 マヌヘアリィ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おめでとうございます。
ロッテ日本一になりましね。
そちらでは優勝セールで街は活気づくかな?

Posted by: nanamama | November 07, 2010 at 11:42 PM

お久しぶりです。
ハワイ行かれてたんですね、いいな~
元気にはしておりますよ(^o^)

Posted by: むらぴー | November 07, 2010 at 10:55 PM

第三次大戦。。。
朝鮮とか中国など勝手な国があるので、
おこる可能性ゼロではない話ですね・・・

Posted by: tamirin | November 07, 2010 at 10:47 PM

先日 電車の中で 小学生らしき男の子たちが 明日地球が滅亡するとしたら 何をしたい?と話をしたいました。
話しかけられた方の子は 「滅亡って??」っていう感じでした。
その後の話は 聞けなくて 残念^^:

Posted by: セイレーン | November 07, 2010 at 03:43 PM

最近の世界情勢を考えると・・・くだらない!!と言う気にもなるくらいだんだん幼稚化しているように感じます。
もっと、生きると言う本質を考え直した方がいいですよね。

Posted by: mahalobunny | November 07, 2010 at 11:28 AM

読んでいる本に出てくる本、読みたくなりますよね~

Posted by: ツボ | November 07, 2010 at 09:50 AM

なんか深い感じしますね。
ちょっと読んでみたいかも。
明日はナイト&デイっていう映画を見る予定です~。

Posted by: もも | November 07, 2010 at 01:32 AM

本当最近本読んでないです。

Posted by: オサムシ | November 07, 2010 at 12:03 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/49701075

Listed below are links to weblogs that reference 渚にて:

« 『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』 | Main | ハワイ旅行記1010 マヌヘアリィ »