« 「使命と魂のリミット」 東野圭吾 | Main | 『SEX AND THE CITY 2』 »

「楽園 上・下」宮部みゆき

さて、今日も「まとめて・・・」の中のこちらを紹介。
宮部みゆき著の

楽園(上)  ¥700(税込)
楽園(下)  ¥680(税込)  です。
 

未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。
取材者としてあの事件に肉薄した前畑滋子は、
未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。
そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。
12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、
真実を知りたい、というのだ。
かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。

模倣犯」で散々な気分にあったのに、なぜか彼女の作品は
どんなものでも買い集めてしまってます(あ、文庫本ね)
あの本読んでから4年かぁ~。「楽園」の中では9年が経過。
そんな昔の話なのに、なぜか覚えている。
本棚に並んでいるのを観るのもイヤになる時があるのに、
気づくと手にとっていたりして(そして読み直してたりね)

この楽園でもあの事件が姿を覗かせます。
忘れたいと思いつつ忘れられない、そんな気分を読者にも
味あわせてくれる、まぁなんてご丁寧な(;^^)

12歳で亡くなった息子「等」くん。彼の超能力を
「存在しない」前提で調査は始まります。
ところが、調べれば調べるほど、彼の能力は明らかに。
挙句の果てに別の事件までつながっていく事に。

いやぁ、うまいです、宮部さん。
いつも「アッパレ!(  ̄ー ̄)ノ 」って気分になります。
息子を亡くした女性の悲しい過去、止まった時間が
ゆっくりとですが、動き出した処で終わる最後。
更に最後のまとめ方は思わず涙・・・。

宮部先生は新刊「小暮写真館」が人気みたいですね。
でも新刊を買うお金はないので、これを見るのはしばしの
ガマン、です。

|

« 「使命と魂のリミット」 東野圭吾 | Main | 『SEX AND THE CITY 2』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

電車の中で 軽く読みたいですが 読み出すととまらなくなってしまうので。。。難しいものです。

Posted by: セイレーン | July 01, 2010 at 10:41 PM

あっ、完全に「失楽園」と勘違いして記事読み始めちゃいました。(^^;)

今日は映画見に行っているかな?

Posted by: nanamama | July 01, 2010 at 10:41 PM

この方の読んでみたいと思いつつ
まだ手を出せていません。
図書館のもボロボロか貸し出し中ばかりで・・・

三毛猫シリーズも好きでした!
好きな作家さんが現役なのは嬉しいですよね

Posted by: kovac | July 01, 2010 at 04:03 PM

いつもどんな時に本を読んでいるんですか?
電車の中とか??
アメリカではバスとか電車とかあんまりないので、本を読む時間とかなくって・・・。
おもしろいものならば、読みたいけれど・・・。

Posted by: mahalobunny | July 01, 2010 at 01:55 PM

ゆっくり本読みたいです。

Posted by: オサムシ | July 01, 2010 at 06:24 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/48495910

Listed below are links to weblogs that reference 「楽園 上・下」宮部みゆき:

» ◆16年前、少女に何が起ったか/「楽園」宮部みゆき [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
宮部みゆきの小説「楽園」を読みました。 宮部みゆきの代表作のひとつ「模倣犯」の登場人物・前原滋子が主人公である本作。 「模倣犯」の事件から9年後のできごとが描かれています。 事故で亡くなった男の子が遺した絵に隠された謎を追いながら、16年前に起こった哀しい殺... [Read More]

Tracked on July 13, 2010 at 12:19 AM

« 「使命と魂のリミット」 東野圭吾 | Main | 『SEX AND THE CITY 2』 »