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「納棺夫日記」

図書館で借りた本「納棺夫日記」

増補改訂版ではないと思う。
真っ黒い表紙で、第何版なんだろうか?

これは、映画『おくりびと』のベースとなった作品。
もっくんはこの本を含む数冊の本を読み、
企画したんだそうだ。
アカデミー外国語賞にノミネートされた、と言う事で
借りてみた♪

納棺夫として働く彼の日々の日記。
仕事への周囲の嫌悪感。
昔の彼女との再会、死を通じて今を感じ、死を考える
そんな毎日をつづった物だ。

中盤、死と言うものについて彼の考察が入り、
色々な宗教書から導き出す彼なりの考えが書かれている。

後半は満州から引揚る作者と家族の話。
兄弟を貧しさからなくしているが、1人は満州で亡くなり
その為、葬儀らしい事を何ひとつできずにいた、と言う。

日記式の部分は「おくりびと」と通じるものがあり
興味深く読めた。
が、中盤の宗教と死の絡み方に挫折しかけて、
後半の思い出話で持ち直し・・・。

う~ん、余り良い書き方じゃないなぁ。読みにくいっす。
そこかしこに「あぁ、なるほど」と納得する部分は多いけど
身内が亡くなる、その機会が少なくなった現代では難しい。

「人は死を意識すると、生者にある光を見る。それは
生というものが光を伴っているから。
その光は仏教の・・・」と言う話が続くんですね。
そこが彼の世界観であり、未だに信じている信念なんだけど、
ピン、と来なかったです。

→この光は蛆(ウジ)にもあり、1ヶ月を経過した腐乱死体が
  光り輝いているのに気づいた筆者がたどり着いたんだとか。
→このウジの件はもっくんも写真集に言葉を借りた程。

そんな光が見えるのかな? 後何年だろ??

そういやぁ、母がようやく「おくりびと」観てきました。
私が行った後「行ってきな~、お勧めだよ」と言ったにも関わらず
見逃していたんですが、アカデミーノミネートを受けて、
リバイバルしている映画館が増えたんだとか。
「良かった~!」と言う母。そうでしょ、そうでしょ。

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