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ちんぷんかん

さて、続いて第6弾の「ちんぷんかん」
こちらは希望通りの「短編集」です。
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「鬼と小鬼」、「ちんぷんかん」、「男ぶり」、「今昔」、
「はるがいくよ」  の5編です。

三途の川のほとりで石を積む若だんなの話「鬼と小鬼」
広徳寺の僧侶、寛朝の愛弟子である秋英さんが活躍する
「ちんぷんかん」、若だんなのご両親のなれそめ話の「男ぶり」、
式神と鳴家の戦い(?)を描く「今昔」、
桜の大木から遣わされた花びらの精・小紅との出会いと
別れを書いた「はるがいくよ」

「はるがいくよ」・・・泣けました~!! もうボロボロと(^o^)
小紅の寿命は約半月。桜の花が散るまでの命なのです。
そんな彼女を何とか助けたいと奮闘する若だんな。
でも「自然の摂理で決まっている物を止める事はできない」
小紅にも拒絶され、涙まみれの別れを迎えます。

そして、もう1つ。妖の手代、佐吉と仁吉も若だんなに
対しては同じ想いなんですね・・・。
何千年も生きる妖にとって、人間の一生は短く、
それを何とかしたい、と思っている。
そんな彼らの想いを知り、「ごめんね・・・」と謝る事しかできない。

ん~、せつないです。

そんな中、「ちんぷんかん」で出てきた春画に見とれる鳴家。Ts2a2801

「はるがいくよ」では、桜の花びらを集め、他の鳴家の
頭にかけたり、花びらの上で滑って遊んだり・・・
「きゃわわ~」「ぎゅわぁ」と無邪気に遊ぶ彼らの姿が
より一層の涙を誘います。

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