« 誕生日 2007.10月 | Main | ハワイに行くど~!2007秋-2 »

ブリッジ-THE BRIDGE-

かなり衝撃的なドキュメンタリー作品です。
日本公開6月。4ヶ月目にして見ることができました。
会社近くの映画館で2週間のみ限定公開。
「ブリッジ-THE BRIDGE」

Photo

サンフランシスコにある有名な観光名所の吊り橋の事。
誰もが知っているアメリカを代表する観光地は、
同時に自殺の名所でもある。
 →1937年の建設以来、約1300人が自殺したと言われる
   一番最初の自殺者は建設10週間後。
  単純計算で1ヶ月に1.5人が自殺している事になる。

もちろん、水面まで67mと言う高さに躊躇し、
警察官や周りの人に引き止められた未遂もいるので、
実際はもっと多くの人が「逝く場所」と決めたはず。

2003年雑誌ニューヨーカーにこの問題について書かれた
記事が掲載された(「ジャンパーズ Jumpers~飛び降りる人
これを読んだプロデューサーは自身も丁度死について
考えていた時でもあり、製作を決意した。

橋のたもとにカメラを1年間据えた。
もちろん「誰かが柵に足をかけたらすぐ管理局に電話をする」と
ルールを決めて撮影をし、撮影中6人の命を救うことができた。
それでもその間、24人が海面に飛び込んだ。

ある人は十字を切って飛び込む。
ある人は腕を組んで後ろ向きに。
それまで何時間も橋にたたずみ、歩き回る。電話をしていたのに
切った瞬間欄干を乗り越え、飛んでしまう・・・。

そんな彼らの最後を目撃した人、彼らの身内・友人に
インタビューをし、自殺を図る人間の姿を浮き彫りにしていく・・。

ある人がインタビュー内で言った。
「大抵の人があるときふと思うかもしれない事(死にたい)を
毎日、常に、24時間考えていたのだから、楽になれたんだと思う」
又ある人は「彼に言ったの。私の連絡先を紙に書いてビニール袋に
入れて、ポケットにしまっておいて。
あなたが発見された時に私に連絡が来るように」、と。
女性を助けたカメラマンは「カメラ(映像)を通してみると現実味がなくなる。
だから途中から彼女を救う事に頭を切り替えたんだ」と。

確かに、映像というフィルターは現実感を喪失させる。
湾岸戦争しかり、今回の映画しかり。
それでも傍観者でいてはいけない。
自分がどちらの立場かは人それぞれだろうけど、
自分の周りの人を見つめて、向き合う事で少しでもこの悲劇が
防げれば、と思う。

どんな人でも自ら死んではいけない。悲しむ人がきっといるのだから。

でも今回の映画で色々なサイトを調べていてびっくり。
統計によると(人口は2004年 自殺者は2003年)
  日本   人口1億2768万人/自殺者32109人
  アメリカ 人口2億9704万人/自殺者31655人

人口2倍なのに、自殺者、日本の方が多いのね(;^^)
お国柄、かしら・・・?

|

« 誕生日 2007.10月 | Main | ハワイに行くど~!2007秋-2 »

映画2011前」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/16715247

Listed below are links to weblogs that reference ブリッジ-THE BRIDGE-:

« 誕生日 2007.10月 | Main | ハワイに行くど~!2007秋-2 »