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幻夜

東野圭吾氏の新作「幻夜」。

1995年、西宮。父の通夜の翌朝起きた阪神淡路大震災。
狂騒の中、出会った男と女。
男が犯した殺人を知る美しく冷徹なヒロインは、
彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。
だが彼女の恐るべき秘密が明らかになった時・・・。

 ◆あの『白夜行』の衝撃が蘇る!◆
とあったので、読んでみました。かなり分厚いです。
786P? なんで上下巻にしなかったんだろう?
まぁ、『白夜行』も分厚い(860P)のに1冊だったし、
この作品は一気に読まないと、という勢いなので
いいんですけどね・・・。

本の分厚さにすぐ手をだせなかったです。
(最近、分厚さに怖気づくようになってきた;^^)

読みました。ん~やっぱり『白夜行』の方が衝撃的。
彼らの内面が一切書かれていないので、想像でしか
ないけれど、雪穂が旦那を拒むところ、とか
そこかしこに二人のつながりが見える。
これは筋金入りだよね。

それに比べて今回は2人の立場が対等ではない。
どう考えても雅也1人が割りくっているなぁ~、って。
殺人を見られた為に美冬にいいように手玉にとられて
捨てられて・・・って、かわいそうすぎる!

『白夜行』と同じような結末だけど、雅也より亮司の方が
「幸せ」や「つながり」を感じて逝けたんだろうなぁ、って思う。
『白夜行』は2人の内面を一切書いていないので勝手な
想像ではあるけれど、最後、雪穂は悲しんでいたはず。
でも『幻夜』の美冬は悲しんでないだろうなぁ。

これで、『幻夜』のラストで[旦那が彼女に声をかけると
泣いたような潤んだ目で振り返った]、とか書いてあれば
まだ違ったかもしれないけど。

ってか、記事を書くためにあちこちの書評を読んだところ、
衝撃的な事実が・・・。
雪穂=美冬 なの?Σ(=゜ω゜=;) マジ!?

『白夜行』とリンクしている部分があった、とは
後書き見て知ったけど、女性がリンクしてたとは・・・。
雪穂の店「ホワイトナイツ」なんて名前だった?
亮司と雪穂で「R&Y」じゃなかった?
でも美冬が尊敬すると言ってた女社長が雪穂だとすると
バブルがはじけて、借金背負って、挙句の果てに被災?
ここで「なにくそ」と奮起して、成り上がった??
すごい女性ですね・・・(;^^)

訳わからなくなってきたので、再度「白夜行」と「幻夜」
読み直して考えます。
それとも三部作という事なので、完結編が出るまで待つか。
でも重いだろうな~。気分が落ち込みそうですね。

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