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『パフューム ある人殺しの物語』-小説-

『パフューム ある人殺しの物語』 の小説を読んでみました。

ベストセラーになったと言うし、厚さもいい感じだったので(高かったけど←最近の文庫本ってホントに高くなったなぁ、と実感)

読後の感想:

う~ん、映画と小説、両方読んで良かったな、と思いました。話の展開がかなり違うんですね。また小説内ではジャンの内面が書かれていたので、彼の感情がすごく良く分かりました。映画だとナレーターの声のみでジャンの心の内は全然でてこなかったので、字幕頼りの処も多いし、文字数制限とかあるからなぁ。

小説を読んでラストのシーンに至った過程が納得できました。においがない=存在がない事が彼にとって辛い事なんだ、と。そして最後には憎しみしかなかったんですね。どうして香水を振り掛けたのかが分かり辛かったんですが、その前に伏線があってあの結果なんですね。(映画ではその伏線はばっさりカットされたんで)

また、年数の経過も分かりやすい。実にあれだけ長い期間に計画した事なら、そりゃ防げないよ、みたいな。映画だとほんの数年の話でしたけど。その他にも自分用に作った香水で人に溶け込む、などやっている事も小説で知って楽しめました。交渉事には粗野な感じ、市場に行くときは母性本能をくすぐる感じ、人をよせつけない時は、などなど。

じっくり読める本で内面を、映画で話の展開を楽しむのがベストかも。(いや、楽しみたくない、って人の方が多いかもですが・・・。)

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